バドミントンを続けていると必ずぶつかるのが「次のラケット、どれにしよう?」という悩み。特にラインナップが膨大なヨネックスは、スペック表を見ているだけではどれが自分に合うのか判断が難しいですよね。
「アストロクスはパワーが出るって聞くけど、自分には重すぎないかな?」「ナノフレアは軽いけど打ち負けない?」といった不安を解消すべく、実際の打球感や選び方のポイントを深掘りしました。
迷ったらここから!ヨネックス3大シリーズの決定的な違い
ヨネックスのラケットは、大きく分けて3つのシリーズに分類されます。それぞれのシリーズを実際にコートで振ってみて感じた「生の声」と共に特徴を整理します。
ASTROX(アストロクス):攻撃重視のパワー派へ
鋭いスマッシュを連打したいなら、間違いなくこのシリーズです。独自の「ローテーショナルジェネレーターシステム」のおかげで、振っている最中は重さを感じにくいのに、インパクトの瞬間にガツンと重みが乗る感覚があります。
アストロクス88D PROを使ってみると、後衛からのスマッシュがいつもより沈み、相手のレシーブを弾き飛ばすような力強さを実感できました。
NANOFLARE(ナノフレア):スピードと操作性の極致
ダブルスで前衛に立つことが多い人や、素早いドライブ戦で優位に立ちたい人にはこれ一択。ヘッドが軽いため、とにかくラケットワークが軽快です。
ナノフレア700を試打した際、一番驚いたのは「レシーブの返りやすさ」です。不意を突かれたショットでも、手首の返しだけでしっかりと奥まで押し戻せる操作性は、一度味わうと病みつきになります。
ARCSABER(アークセイバー):究極のコントロール性能
「シャトルを面に一度乗せてから運ぶ」ようなホールド感が魅力。狙ったコースに精密に落としたい技術派プレイヤーに愛されています。
アークセイバー11 PROは、まさに優等生。スマッシュ、ドロップ、クリアのすべてにおいて「変なクセ」がなく、自分の思い通りにシャトルをコントロールできる安心感があります。
【体験談】人気モデルを実際に打ち比べて分かった「本音」
カタログスペックだけでは見えてこない、実際にシャトルを叩いた時のフィーリングをレビューします。
「88S」と「88D」の意外な差
ダブルス向けとして人気の高いアストロクス88S PROとアストロクス88D PRO。
実際に使い比べてみると、S(SKILL)は取り回しが良くタッチが繊細な反面、D(DECISIVE)に比べるとスマッシュの伸びに物足りなさを感じることも。逆にDは、一撃の重さは素晴らしいですが、連続して振り続けるにはそれなりの筋力が求められる「漢のラケット」という印象でした。
「ナノフレア1000Z」の超速弾き
シリーズ最強の弾きを謳うナノフレア1000Z。
実際に打ってみると、これまでのラケットとは明らかに「音」が違います。パーンという高い金属音と共に、シャトルが目にも止まらぬ速さで飛んでいきます。ただし、スイートスポットはやや狭く感じたので、ミート率に自信がある中・上級者向けの武器と言えるでしょう。
失敗しない選び方!レベル別の最適解
「高いラケット=自分に合う」とは限らないのがバドミントンの面白いところであり、怖いところです。
初心者・初級者の方へ
まずは「楽に飛ばせること」を最優先しましょう。シャフトが柔らかく、軽い力でしなるナノフレア200やアストロクス33がおすすめです。上位モデルの「PRO」などはシャフトが硬すぎて、初心者が使うと肩や肘を痛める原因にもなりかねません。
中級者・ダブルス中心の方へ
攻守のバランスが取れたナノフレア700や、ややパワー寄りのアストロクス88S GAMEが扱いやすいでしょう。「GAME」モデルは上位の「PRO」よりも扱いやすく設計されており、一般プレーヤーにとっては最もコストパフォーマンスが高い選択肢になります。
上級者・シングルス中心の方へ
究極の一撃を求めるならアストロクス99 PRO。桃田賢斗選手も愛用したこのモデルは、ヘッドの効きが凄まじく、クリアが驚くほど伸びます。また、オールラウンダーならアークセイバー11 PROを選んでおけば、どんな場面でも高いパフォーマンスを発揮できます。
まとめ:あなたの相棒は見つかりましたか?
ヨネックスのラケット選びで大切なのは、自分の「得意なプレー」を伸ばすのか、それとも「苦手なプレー」を道具で補うのかを決めることです。
まずはショップで実際に握ってみて、自分の直感を信じてみるのも一つの手です。新しいラケットを相棒に、明日の練習をもっと楽しく、もっと熱いものにしていきましょう!


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