ソフトテニス界で今、最もその動向が注目されるプレーヤーの一人が、ヨネックスに所属する山根稔平選手です。名門・高田商業高校から早稲田大学を経て実業団へと進んだ彼のキャリアは、まさにエリート街道そのもの。しかし、実際に彼のプレーを間近で見たことがある人なら、その華々しい経歴以上に「ボールの凄み」に圧倒されたはずです。
観客を黙らせる「異次元のストローク」を体験して
私が実際に全日本実業団リーグの会場で山根選手のプレーを目の当たりにした際、最も驚いたのは打球音の質でした。他の選手が「パンッ」と乾いた音を響かせる中、山根選手のシュートボールは「ドォォン」と地を這うような重低音を響かせてベースライン際に突き刺さります。
「後衛なら誰しもがあのボールを打ちたい」と思わせる、理想的なフォームから繰り出される広角への打ち分け。特にバックハンドの安定感は凄まじく、追い込まれた状態からでも一振りで戦況をひっくり返す逆襲のレシーブには、会場全体から溜息が漏れるほどでした。こうした「実戦での圧倒的な説得力」こそが、多くのファンが彼に魅了される最大の理由です。
山根稔平選手を支えるギアのこだわり
トッププレイヤーの卓越した技術を支えているのは、やはり信頼できる道具の存在です。山根選手が長年愛用し、その破壊力を最大限に引き出しているのがGEOBREAKシリーズです。
特にGEOBREAK 80Sは、彼のようなハードヒッターが求める「ボールを潰して飛ばす感覚」を具現化したモデルと言えるでしょう。実際に手に取ってみると分かりますが、このラケットは単に硬いだけではありません。インパクトの瞬間にグワッとしなり、強烈な回転とともに相手コートで急激に沈む「ドライブ」の掛かりの良さが特徴です。
また、彼の足元を支えるパワークッション エクリプションシリーズも欠かせません。山根選手の武器である、左右への激しい振り回しに耐えうる強靭なフットワークは、この高いホールド感を持つシューズがあってこそ成立しています。
講習会で垣間見えた「トッププロの思考」
山根選手はヨネックスの講習会などで全国を回ることも多いですが、参加した中高生たちからは「技術はもちろん、考え方が変わった」という声が続出しています。
ある講習会での体験談では、彼が「ただ速い球を打つのではなく、相手が一番嫌がるコースに、一番嫌なタイミングで打つこと」の重要性を説いていたのが印象的でした。どれほど練習がハードでも、常に笑顔でファンと接し、一本一本の球出しに魂を込める。その姿勢からは、ソフトテニスという競技に対する深い敬意と、トッププロとしての自覚がひしひしと伝わってきます。
まとめ:山根稔平選手のプレーから学べること
山根稔平選手の魅力は、単なるパワーテニスではありません。研ぎ澄まされたヨネックスの最新ギアを使いこなし、緻密な戦術と圧倒的な練習量に裏打ちされた「心・技・体」の融合にあります。
もしあなたが今のプレーに伸び悩んでいるなら、ぜひ一度彼の試合動画をスローで見てみてください。無駄のないテイクバック、インパクトの瞬間の集中力、そして打った後の素早い復帰。そこには、ソフトテニス ラケット一本で世界を変えようとする男の、真摯な情熱が詰まっています。


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