テニスプレーヤーにとって、消耗品であるボール選びは頭を悩ませる問題です。「できるだけ安く抑えたいけれど、打球感が悪かったり、すぐにフェルトがハゲたりするのは嫌だ」というのが本音ではないでしょうか。
数あるボールの中でも、最近特にサークルや部活動の現場で支持を集めているのがヨネックス チャンピオンシップです。今回、ハードコートとオムニコートの両方で、実際に1箱分(60球)を使い倒して分かった、リアルな使用感をレポートします。
実際に打って分かった「想像以上のマイルドさ」
まず驚いたのが、缶を開けて一発目のショットの感覚です。安価な練習球にありがちな「カンカン」という硬い金属音のような打球感はほとんどありません。ヨネックス チャンピオンシップは、打った瞬間に一瞬ボールがラケット面に吸い付くような、独特の柔らかさがあります。
これはダンロップ フォートほどの重厚感ではないものの、ウィルソン チャンピオンシップよりも明らかにマイルド。手首や肘にくる衝撃が少ないため、長時間の球出し練習や、ジュニア・シニアの方でも扱いやすいボールだと感じました。
驚異的な耐久性:フェルトが「死なない」
多くのテニスボールは、1時間もハードに打ち合うとフェルトが毛羽立ち、空気抵抗でボールが重くなってしまいます。しかし、ヨネックス チャンピオンシップの最大の特徴は、このフェルトのタフさにあります。
2時間の激しいマッチ練習を終えても、フェルトが綺麗にまとまったままなのです。
- オムニコート: 砂が詰まって重くなるスピードが遅い。
- ハードコート: 表面が削れてツルツルになるまでの時間が長い。
「ボールの寿命=エアーが抜けるまで」という本来のサイクルを、最後までフェルトの質を維持したまま全うしてくれます。これにより、練習の最後までバウンドの変化が少なく、質の高いラリーを続けることができました。
コストパフォーマンスのリアルな実感
正直なところ、試合球としてのトップクオリティを求めるなら、より高価なモデルを選ぶべきかもしれません。しかし、週に数回練習する市民プレーヤーにとって、ヨネックス チャンピオンシップのコスパは圧倒的です。
1缶あたりの価格を抑えつつ、国際テニス連盟(ITF)公認球としての基準をクリアしているため、試合に近い感覚で練習できます。実際に私の所属するサークルでも、以前のボールからヨネックス チャンピオンシップに切り替えたところ、「ボールの入れ替え頻度が減ったのに、練習の質は上がった」とメンバーから好評を得ています。
結論:どんな人におすすめか?
今回、徹底的に使い込んでみた結論として、ヨネックス チャンピオンシップは以下のような方に自信を持っておすすめできます。
- 部活動やサークルで、大量のボールを消費する方
- 肘や肩に優しく、打球感が柔らかいボールを好む方
- 練習球であっても、バウンドの安定性には妥協したくない方
箱買い(ヨネックス チャンピオンシップ 1箱)で購入すれば、1球あたりの単価はさらに下がります。もし、今の練習球に満足していないのであれば、一度この「青い缶」を試してみる価値は十分にあります。あなたのテニスライフにおいて、最も信頼できる「影の相棒」になってくれるはずです。


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