テニスをしていれば一度は憧れる赤いロゴ、ウィルソン。しかし、いざショップに行くとPRO STAFFやBLADE、ULTRAといった名前が並び、「結局、今の自分に合うのはどれ?」と立ち止まってしまう方も多いはずです。
2026年、ウィルソンのラインナップはさらなる進化を遂げました。今回は、学生時代から20年以上ウィルソンを愛用し、新作が出るたびにコートで使い倒している筆者が、最新モデルの「生の使用感」を徹底解説します。
実際に打って分かった!ウィルソン5大シリーズの「本音インプレ」
カタログスペックだけでは分からない、コートでボールを引っぱたいた時の「手応え」をベースに紹介します。
1. PRO STAFF(プロスタッフ):究極の打感、ただし甘えは許されない
最新のPRO STAFF V14や復刻されたクラシックモデルを手に取ると、背筋が伸びる思いがします。実際に打ってみると、芯を食った時の「パチン!」という乾いた音と、掌に伝わるダイレクトな情報は唯一無二。
- 体験談: 「調子が良い時は、狙ったラインの数センチ内側にボールが吸い込まれるような感覚があります。ただ、3セット目の疲れた時間帯に打点が遅れると、容赦なくボールが浅くなる。自分を追い込みたい競技者向けの『最高の相棒』です」
2. BLADE(ブレード):現代テニスの正解。しなりとパワーの黄金比
ツアー使用率No.1も頷ける完成度。最新のBLADE V10(予定モデル含む)は、とにかく「しなり」が心地よいです。
- 体験談: 「厚く当ててスピンをかけると、ボールを一度ラケットがググッと掴んでから放り出す感覚が強く、アウトしそうなボールがベースライン際で急降下します。プロスタッフほどのシビアさはなく、現代的な速いテンポのラリーに最も適していると感じました」
3. ULTRA(ウルトラ):ボレーが楽しくて仕方がなくなる
「黄金スペック」の代表格であるULTRA 100。これはもう、ダブルス愛好家にはたまらない武器です。
- 体験談: 「特筆すべきは面の安定性。相手の強烈な突き球に対しても、面をセットするだけで『パンッ』と弾き返してくれます。特にボレーでは、自分の技術が1段階上がったような錯覚を覚えるほど楽に飛びます」
4. CLASH(クラッシュ):テニス肘の救世主にして、超・感覚派
CLASH 100を初めて打った時の衝撃は忘れられません。「え、こんなに柔らかいの?」と驚くはずです。
- 体験談: 「ウッドラケットのようなしなりがあるのに、球速はしっかり出る。腕への衝撃が驚くほど少ないので、怪我明けの方や、ガチガチのカーボンラケットに疲れた大人世代にぜひ試してほしい。スイングがゆっくりでも、ラケットが仕事をしてくれます」
5. SHIFT / PYTHON(シフト/パイソン):エグい軌道で圧倒する
スピン量に特化したSHIFT 99などは、現代のパワーテニスに対するウィルソンの新しい回答です。
- 体験談: 「普通に打っているつもりでも、相手から『バウンド後の伸びが違う』と嫌がられます。縦方向のしなりが強いせいか、ネットの高いところを通してもコートに収まる安心感が凄まじいです」
迷ったらこれ!プレースタイル別「後悔しない選び方」
多くのモデルを試打してきた経験から、タイプ別の推奨モデルをまとめました。
| あなたのタイプ | おすすめモデル | 理由 |
| ハードヒッター/競技志向 | BLADE 98 16x19 | コントロールとパワーのバランスが完璧 |
| ダブルス/ネットプレー重視 | ULTRA 100 | 面安定性が高く、ボレーの決定力が上がる |
| タッチ/伝統的な打感派 | PRO STAFF 97 | 自分の意志が100%ボールに伝わる快感 |
| 怪我予防/楽に飛ばしたい | CLASH 100 | 驚異の柔らかさで腕に優しい |
結論:2026年のウィルソンは「個性」で選ぶ時代
昔のウィルソンは「難しいラケット」というイメージもありましたが、今はCLASHやULTRAのように、幅広い層を支えてくれるモデルが充実しています。
まずは自分のスイングを信じて、直感で「これだ!」と思う一本を手に取ってみてください。もし迷うなら、まずはBLADEを基準に試打することをおすすめします。そこから「もっと飛ばしたいならULTRA」「もっと抑えたいならPRO STAFF」という風に探せば、必ずあなたの「マジックラケット」が見つかるはずです。
新しいウィルソン テニスラケットを手に、次の週末のコートで進化した自分のプレーを体感してみませんか?


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