「テニスを始めたいけれど、新品のラケットは3万円以上して手が出にくい」「最新モデルじゃなくても、自分に合う名機を安く手に入れたい」
そんな悩みを持つ方に、中古ラケットは最高の選択肢です。しかし、何も知らずにフリマアプリなどで購入すると、中身がスカスカの「コシ抜け」ラケットや、修復不可能なヒビが入ったハズレ個体を掴まされてしまうリスクもあります。
この記事では、これまで中古ラケットを10本以上使い倒してきた筆者の実体験をもとに、絶対に失敗しない中古ラケットの選び方と、2026年現在、中古市場で狙うべき神コスパモデルを厳選してご紹介します。
1. 中古テニスラケットを選ぶ「3つの圧倒的なメリット」
テニスショップの店員さんも実はこっそり認めている、中古ならではの魅力を整理します。
- 圧倒的なコストパフォーマンス:Babolat Pure Driveのような超人気モデルでも、1〜2世代前の型落ちなら半額以下で見つかります。
- 廃盤になった「自分に合う名機」に出会える:メーカーのモデルチェンジで打球感が変わってしまうのはよくある話。過去の打球感が好きだった場合、中古市場は宝の山です。
- 「2本持ち」のハードルが下がる:試合中にガットが切れた時のために、全く同じスペックのラケットを2本揃えるのは競技者の基本。中古なら新品1本分の予算で2本揃えることも可能です。
2. 【体験談】中古購入で「失敗しない」ための4つのチェックリスト
私が過去に「安さだけで選んで失敗した経験」から学んだ、購入前に必ず確認すべきポイントです。
① フレームの「異音」と「ヒビ」
一見きれいに見えても、ラケットを軽く振ったときに「カラカラ」と音がするものは要注意です。内部でカーボンの破片が剥離している可能性があり、打球感に悪影響を与えます。また、塗装の剥げではなく、フレーム自体に達している深い亀裂がないか、写真は拡大して確認しましょう。
② グロメット(パーツ)の劣化状態
意外と見落としがちなのが、ガットを通すプラスチック部品「グロメット」です。古いモデルだと替えのパーツが生産終了していることが多く、ここが割れているとガットを張る際にフレームを傷つけてしまいます。
③ 前オーナーによる「改造」の有無
「重りを貼ってバランスを変えています」という個体は、剥がした跡が残っていたり、スペックがカタログ値から激変していたりします。初心者は、なるべく「純正状態」に近いものを選びましょう。
3. 【2026年最新】今、中古で狙うべき「神コスパ」おすすめモデル
2026年現在の市場価値と性能のバランスを考えた、今買うべきモデルです。
【初心者・初中級者向け】王道の1本
まずはBabolat Pure Drive 2021をチェックしてください。通称「ピュアドライブ」の2021年モデルは、中古市場に在庫が非常に豊富。パワーがあり、誰が使っても扱いやすいため、状態の良い個体を安価で見つけやすいのが最大のメリットです。
【中級・競技者向け】塗装の強さで選ぶ
YONEX EZONE 100やYONEX VCORE 100の1世代前モデルがおすすめです。ヨネックスのラケットは塗装の質が高く、中古でも見栄えが劣化しにくいのが特徴。精度の高い日本製なので、中古でも個体差が少ないという安心感があります。
【打球感にこだわる方へ】
Wilson BLADE 98 V8は、最新のV9が登場したことで価格がこなれてきました。しなりとコントロール性に優れ、中古で購入してもその独特のホールド感は健在。長く愛用できる名機です。
4. 購入後に必ずすべき「2つのメンテナンス」
中古ラケットを手に入れたら、そのままコートへ行くのはNGです。以下の2点を変えるだけで、打球感は新品同様に蘇ります。
- ガットの張り替え:中古についているガットはいつ張られたか不明です。伸び切ったガットは肘を痛める原因になるので、必ず自分に合ったテンションで張り替えましょう。
- オーバーグリップの巻き替え:YONEX Wet Super Gripなどの新しいグリップを巻くだけで、清潔感も握り心地も劇的に改善します。
まとめ:賢い選択でテニスをもっと楽しく
テニスラケットは、必ずしも最新モデルである必要はありません。特にDunlop CX 200やHead Speed MPといった人気シリーズの型落ちは、性能差に対して価格が非常に魅力的です。
今回紹介したチェックポイントを意識して、あなたにとっての「最高のエースラケット」をお得にゲットしてください。
次の一手として、あなたのプレースタイルに合わせた具体的なラケットの選び方を深掘りすることも可能です。気になるブランドやモデルがあれば、さらに詳しく解説しましょうか?


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