「6歳になったし、そろそろテニスを習わせようかな?」そう思ってスポーツ用品店やネットショップを覗くと、ずらりと並ぶジュニアラケットの数々に驚くはずです。21インチ、23インチ、25インチ……。数字だけ見ても、どれが我が子にぴったりなのかピンときませんよね。
実は、6歳のお子様のラケット選びで最も大切なのは「年齢」ではなく「身長」と「腕の長さ」です。この記事では、私の娘が6歳でテニスを始めた際の失敗談や、スクールのコーチから教わった「本当に正しい選び方」を詳しく解説します。
1. 6歳のラケットサイズは「21インチ」か「23インチ」が主流
一般的に、6歳児の平均身長(約110cm〜116cm)を基準にすると、選ぶべきサイズは以下の2つのどちらかになります。
| 身長の目安 | 推奨ラケットサイズ | 特徴 |
| 100cm〜110cm | 21インチ | 軽くて扱いやすく、初めてのテニスに最適 |
| 110cm〜125cm | 23インチ | 6歳後半〜小学校低学年まで長く使える |
もしお子様がクラスの中でも背が高い方だったり、すでに120cmを超えている場合は、一気に25インチのジュニアラケットを検討しても良いでしょう。しかし、初心者の場合は「少し短め」の方が、ボールに当てる感覚を掴みやすいというメリットがあります。
2. 【実体験】「大は小を兼ねる」で大失敗した話
私が娘に初めてラケットを買ったとき、「どうせすぐ背が伸びるんだから、少し大きめを買っておこう」と、標準より長いラケットを選んでしまいました。これが大きな間違いでした。
実際にレッスンが始まると、娘はラケットの重さに耐えられず、常に地面をずるずると引きずるようなフォームに。さらに、ラケットが長すぎて自分の体にぶつかりそうになり、ボールを怖がるようになってしまったのです。
結局、一ヶ月も経たないうちに一回り小さいヨネックス エースゲート 59に買い直すことに。子供にとっての「たった5cmの差」は、大人にとってのバットとラケットほどの違いがあるのだと痛感しました。
3. 失敗しない!自宅でできる「サイズの測り方」
店舗に行かなくても、家にあるメジャー一本で最適なサイズを判断する方法があります。
- お子様を真っ直ぐに立たせます。
- 腕を体の横に自然に下ろします。
- **「指先から地面までの距離」**を測ってください。
この距離が、ラケットの全長とほぼ同じ、もしくはラケットの方がわずかに短いのが理想です。ラケットを垂直に立てて持ったとき、グリップの端がちょうど「くるぶし」あたりに来るものを選べば、振り遅れることなくスムーズにスイングできます。
4. ボールの種類も忘れずにチェック!
6歳前後のレッスンでは、通常の黄色いテニスボールではなく、柔らかくて大きい「レッドボール」や「オレンジボール」を使用することがほとんどです。
- レッドボール中心なら: アルミ製の軽量ラケットで十分です。軽さを最優先しましょう。
- オレンジボールへ移行するなら: 少しパワーが必要になるため、バボラ ナダル・ジュニアのような、しっかりとした作りのモデルが振り抜きやすくなります。
5. 6歳におすすめの鉄板モデル3選
迷ったらこれ、という定番モデルを紹介します。
- ヨネックス エースゲート 63身長110cm〜120cmの子に最適。日本のメーカーらしく、子供の握力でも滑りにくいグリップが特徴です。
- ウィルソン ジュニア用テニスラケット バーン非常に軽量で、非力な女の子でも「飛ぶ楽しさ」を実感しやすいモデルです。
- ヘッド ジュニア ラケット スピードプロも使う「スピード」シリーズのジュニア版。デザインが本格的で、形から入りたいお子様のモチベーションを爆上げしてくれます。
まとめ:一番大切なのは「自分で振れる」こと
6歳のテニスは、技術よりも「ボールに当たる楽しさ」を知る時期です。重すぎたり長すぎたりするラケットは、その楽しさを奪ってしまいます。
まずは身長に合わせた適切なサイズを選び、「これなら振り回せる!」とお子様が自信を持てる一本を見つけてあげてください。その一本が、将来のウィンブルドンへの第一歩になるかもしれません。


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