「テニスを始めたけれど、足がすぐ疲れる」「専用のシューズって何が違うの?」そんな悩みを持つビギナーに、自信を持っておすすめしたいのがGEL-DEDICATE 8です。
私自身、初めてテニスを始めた友人に「まずはこれを履いておけば間違いない」と勧めるのがこの一足。なぜアシックスのこのモデルが、数あるテニスシューズの中で「最初の一歩」として選ばれ続けているのか。実際にコートで履いた感触や、他のモデルとの違いを交えて本音でレビューします。
衝撃を吸収する「GEL」の安心感
テニスは想像以上にストップ&ゴーが激しいスポーツです。GEL-DEDICATE 8の最大の魅力は、前足部に内蔵されたGELテクノロジー。
実際にハードコートで踏み込んでみるとわかりますが、着地した瞬間の「ゴンッ」という衝撃が、スッと逃げていくような感覚があります。このクッション性のおかげで、練習が終わった後の足裏のダルさが格段に軽減されました。
ぐらつかない「安定性」が怪我を防ぐ
初心者がやりがちなのが、横に振られた時に足首をグニュッと捻ってしまうこと。
GEL-DEDICATE 8には、ソールの中足部にTRUSSTIC(トラスティック)という補強パーツが入っています。これが「ねじれ」を抑えてくれるので、急な方向転換でも足元がしっかり安定します。
アッパーの合成皮革も、柔らかいのにホールド感が強く、まるで足全体が優しく包み込まれているような安心感があります。
コート別、失敗しない選び方
GEL-DEDICATE 8を選ぶ際に最も注意すべきは、自分がプレーする「サーフェス(コートの種類)」です。
- オールコート用(AC): ハードコートがメインならこちら。靴底が平らで、摩擦に強い設計です。
- オムニ・クレー用(OC): 砂入り人工芝や土のコートならこちら。ボコボコとした突起が地面をしっかり噛んでくれるので、滑って転倒するリスクを減らせます。
日本のテニススクールの多くは砂入り人工芝なので、迷ったら「OCモデル」をチェックしてみてください。
実際に履いて感じた「ここが惜しい!」
正直に言うと、競技志向のジュニアや上級者には、少し物足りない部分もあります。
GEL-RESOLUTIONのようなハイエンドモデルに比べると、猛烈なダッシュ時の反発力や、極限状態での剛性は一歩譲ります。
しかし、「週末のテニスを楽しむ」「これから部活を頑張る」という層にとっては、この「軽さ」と「柔らかさ」がむしろ大きな武器になります。ガチガチに硬いシューズで足を痛めるよりも、まずはGEL-DEDICATE 8で正しいフットワークを身につけるのが上達への近道です。
結論:コストパフォーマンスは間違いなくNo.1
1万円を切る価格帯(時期によりますが)で、これほどまでに基本性能が詰まったテニスシューズは他にありません。
「派手すぎないシンプルなデザイン」も、どんなウェアにも合わせやすくて好印象。サイズ感はアシックスらしい標準的な作りですが、厚手のテニスソックスを履く方は、普段より0.5cm上げてもいいかもしれません。
これからテニスライフをスタートさせるあなたの足を、GEL-DEDICATE 8は最高のかたちで支えてくれるはずです。


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