「最近、若い頃のようにボールが飛ばない」「ダブルスのボレー戦で反応が遅れてしまう」……そんな悩みを抱えるプレーヤーの間で、密かに、しかし確実に支持を集め続けているラケットがあります。それが、ダンロップの「LXシリーズ」です。
なかでもDUNLOP LX 800は、その圧倒的なパワーと扱いやすさから「魔法のラケット」と称される名機。今回は、2024年に待望のアップデートを遂げた最新モデルを実際にコートで打ち込み、その驚きの使用感を忖度なしでレポートします。
ダンロップ LX 800ってどんなラケット?
DUNLOP LX 800を一言で表すなら、「楽に、優しく、それでいて攻撃的」なラケットです。まずはそのスペックを整理しておきましょう。
- フェイスサイズ: 110平方インチ
- ウエイト: 平均255g
- バランス: 平均355mm
- フレーム厚: 26〜27mm
最大の特徴は、一般的なラケットよりも一回り大きい110インチのフェイスサイズ。これによりスイートスポットが劇的に広く、多少打点がズレてもラケットが勝手に仕事をしてボールを相手コートの深くへと押し返してくれます。
今回の2024年モデルでは、長年採用されていた27.5インチという長尺設定から、標準的な「27インチ」へと変更されました。「短くなって飛ばなくなるのでは?」という懸念もありましたが、実際に手に取るとその不安は一瞬で吹き飛びます。
【体験談】実際にコートで打ってみて分かった「3つの驚き」
1. ボレーが「置くだけで決まる」圧倒的な安心感
ダブルスを主戦場にする私にとって、最大の驚きはネットプレーでの安定感でした。相手の速い突き球に対しても、DUNLOP LX 800は面をセットするだけで「パンッ」と心地よく弾き返してくれます。
フレームの剛性が高く、面ブレが極めて少ないため、ボレーボレーの場面でも余裕が生まれます。スイートスポットの広さのおかげで、足元に沈められた嫌なボールも、当てるだけでネットを越えてくれる。まさに「魔法」にかかったような感覚です。
2. 「攻めの110インチ」を実感するストローク性能
一般的にデカラケ(オーバーサイズ)は、「飛ぶけれどコントロールが効かない」というイメージを持たれがちです。しかし、DUNLOP LX 800は一味違います。
最新の制振ゴムの恩恵か、打球感が非常にマイルドで、インパクトの瞬間にボールを一瞬「掴む」感覚があるのです。このホールド感があるおかげで、ただ飛ぶだけでなく、コースを狙って打ち抜く楽しさを味わえます。フルスイングしなくても、コンパクトなテイクバックから鋭いボールが飛んでいく快感は、一度味わうと病みつきになります。
3. 27インチ化による「操作性」の劇的向上
前作までの27.5インチは遠心力を使える反面、身体に近いボールの処理に少し扱いづらさを感じることがありました。しかし、今回の27インチへの変更は大正解。
取り回しが格段に良くなり、特にサーブの振り抜きや、急なボディへのショットへの反応がスムーズになりました。軽さ(255g)を感じさせないパワーを維持しつつ、扱いやすさだけが向上した印象です。
ユーザーのリアルな口コミ・評判
周囲の愛用者からも、以下のような声が多く聞かれます。
「肘の痛みに悩んでいたけれど、DUNLOP LX 800に変えてから練習後の違和感がなくなった。振動吸収性が本当に高い。」
「女性の私でも、ダブルスのボレー戦で打ち負けなくなった。デザインが上品なパールホワイトなのも気に入っています。」
一方で、「ガンガン振っていきたい若い男性には飛びすぎるかも」という意見もあります。しかし、力を抜いて効率よくプレーしたいベテラン層や女性にとっては、これ以上ない武器になるはずです。
LX 800に合わせたいおすすめガット
このラケットの性能を最大限に引き出すなら、ガット選びも重要です。
- 快適性・反発力を高めたい: ダンロップ アイコニック・スピード(ナイロンマルチ)
- 腕への優しさを最優先したい: バボラ アディクション
- 食いつきを良くしたい: ルキシロン 4G ソフト(細ゲージを低テンションで)
まとめ:LX 800はあなたのテニスをどう変えるか?
DUNLOP LX 800は、ただの「楽なラケット」ではありません。プレーヤーの体力を温存させつつ、技術的なミスをカバーし、より戦略的なテニスを可能にしてくれる「賢い選択」です。
- ボレー戦で優位に立ちたい方
- 腕や肩への負担を減らしたい方
- 最新のテクノロジーで効率よく上達したい方
もしあなたが、今よりもっとスマートに、そして長くテニスを楽しみたいと願うなら、このDUNLOP LX 800を手に取ってみてください。きっと最初のひと振りで、その「魔法」を実感できるはずです。
次は、あなたのプレースタイルに合わせた最適なストリングのテンション調整について、一緒に考えてみませんか?


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