「最近、コートで足が滑る気がする」「プレー後にやけに膝や腰が重い……」
もしあなたがそう感じているなら、それはテニスシューズからの切実な「引退宣言」かもしれません。テニスにおいて、唯一地面と接しているギアはシューズだけです。ラケットのガットにはこだわるのに、シューズの底がツルツルになるまで履き潰してしまう方は意外と多いもの。しかし、寿命を過ぎたシューズはパフォーマンスを下げるだけでなく、深刻な怪我を招くリスクがあります。
今回は、週3回はコートに立つ筆者の実体験を交え、テニスシューズの適切な替え時と、寿命を見極める具体的なチェックポイントを詳しく解説します。
なぜ「まだ履ける」という油断が危ないのか
テニスは激しいストップ&ゴーを繰り返すスポーツです。新品の アシックス テニスシューズ を初めて履いた時の、あの地面に吸い付くようなグリップ力を覚えていますか?
シューズの寿命が尽きると、まずこのグリップ力が失われます。オムニコートで砂に足を取られて転倒したり、ハードコートで止まりきれずに足首を捻ったりするのは、多くの場合、シューズの摩耗が原因です。また、目に見えない「クッションのヘタリ」も厄介です。ミッドソールが潰れた状態で激しい着地を繰り返すと、衝撃がダイレクトに膝や腰に伝わり、慢性的な痛みを引き起こすこともあります。
自分のシューズをチェック!寿命を示す4つのサイン
見た目が綺麗でも、以下のポイントに当てはまれば買い替えのタイミングです。
1. アウトソールの溝が消えている
最も分かりやすいサインです。特に親指の付け根付近や、かかとの外側を確認してください。溝がなくなって平らになっていたり、中の素材(ミッドソール)が見え始めていたら、即交換レベルです。
2. クッションが「硬く」感じられる
新品の頃に感じた弾力や、足を包み込むようなホールド感がなくなっていませんか? ヨネックス パワークッション のような優れた衝撃吸収材も、長期間の加重によって徐々にその機能を失います。地面の硬さをダイレクトに感じるようになったら注意が必要です。
3. アッパー(外側の生地)の歪みと破れ
激しいフットワークにより、シューズの外側に変な「膨らみ」や「シワ」ができていませんか?アッパーが伸びきってしまうと、靴の中で足が遊んでしまい、踏ん張りが効かなくなります。サイドのメッシュ部分に穴が空きそうな場合も替え時です。
4. インソールの摩耗
中敷きを外して確認してみてください。親指の形に凹んでいたり、穴が空いていたりする場合は、足裏への負担が偏っている証拠です。 テニス用インソール だけを交換して延命する方法もありますが、本体の歪みが激しい場合は潔く新調しましょう。
使用頻度別:交換時期の目安
練習頻度やプレースタイルによって寿命は大きく変わります。
- 部活生・毎日プレーする方: 2〜3ヶ月。ハードコートがメインなら、ソールの減りはさらに早くなります。
- 週2〜3回の愛好家: 半年〜9ヶ月。見た目が綺麗でも、ゴムの酸化(劣化)が進むため、1年以内には新調したいところです。
- 週1回のサンデープレーヤー: 約1年。グリップ力は残っていても、クッション材の経年劣化が進んでいるケースが多いです。
シューズを少しでも長持ちさせるために
お気に入りの アディダス バリケード などを長く愛用したいなら、日頃の扱いが重要です。
- 紐を毎回解いて脱ぎ履きする: かかとを潰すと、シューズの命であるホールド感が一気に失われます。
- 2足をローテーションさせる: クッション材が復元する時間を与えることで、1足を履き潰すよりもトータルの寿命が伸びます。
- 直射日光を避ける: 車の中に放置するのは厳禁です。高温で接着剤が剥がれたり、ゴムが硬化したりする原因になります。
まとめ:新しいシューズは最高の投資
「まだ履ける」という判断は、自分の体への負担を無視していることと同じかもしれません。新しいシューズに履き替えると、フットワークが軽くなり、今まで追いつけなかったボールに一歩届くようになるはずです。
怪我を未然に防ぎ、テニスをもっと楽しむために。今一度、自分の足元を厳しくチェックしてみてください。もしサインが出ていたら、今週末は ニューバランス テニスシューズ などの最新モデルをチェックしにショップへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
次へのステップとして、あなたのプレースタイル(ハードコートメイン、またはオムニコートメインなど)に合わせた、今おすすめの最新シューズランキングを作成しましょうか?


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