「オムニコートで踏ん張りが効かずに滑ってしまった」「クレーコートで試合をした翌日、足の裏が妙に疲れている」……。そんな経験はありませんか?実はそれ、履いているシューズがコートの特性に合っていないサインかもしれません。
テニスにおいて、唯一地面と接している道具はシューズだけです。特に砂入り人工芝(オムニ)やクレーコートは、ハードコートに比べて足元が不安定になりやすく、レディースプレーヤーにとっては「怪我をしないこと」と「最後まで走り切れる快適さ」が何より重要になります。
今回は、週末の市民大会や部活動で一歩目の速さを手に入れたい女性に向けて、本当に選ぶべきオムニ・クレー用シューズの秘訣をお伝えします。
なぜ「レディース専用」のオムニ・クレー用が必要なのか?
テニスを始めたばかりの頃、私は「動ければ何でも同じだろう」とオールコート用を履いてオムニコートに立っていました。しかし、砂の上ではブレーキが効かず、捻挫しそうな不安感と戦う羽目に。
オムニ・クレー専用シューズの最大の特徴は、アウトソールの「突起(パターン)」にあります。細かな凹凸が砂をしっかり噛み、滑りすぎるのを防いでくれるのです。また、女性の足は男性に比べてかかとが細く、甲が低い傾向があります。メンズモデルを無理に履くと、靴の中で足が遊んでしまい、マメや外反母趾の悪化を招くことも。
だからこそ、レディース設計のモデルを選ぶことが、パフォーマンスアップへの最短距離なのです。
私たちが選ぶべき「信頼の3足」はこれ!
数多くのシューズを履き潰してきた筆者が、実際にコートでその実力を体感したモデルを紹介します。
まず、安定感を重視するならアシックス GEL-RESOLUTION 9 OCは外せません。ベースラインで粘るストローカーには最高の相棒です。横方向への激しい動きでも、足首がガッチリ守られている安心感があります。
一方で、「とにかく軽やかに動きたい!」という方には、ヨネックス独自の衝撃吸収材を搭載したヨネックス パワークッション ソニケージ 3 ウィメン GCがおすすめです。履いた瞬間のふんわりとした柔らかさは、長時間の試合でも足裏の疲れを劇的に軽減してくれます。
また、幅広・甲高で悩んでいる方にはミズノ ウエーブエクシード 5 WIDE OCが救世主になるはずです。3E相当のゆったりとした設計ながら、砂の上でのグリップ力は妥協がありません。
失敗しないための「サイズ選び」のコツ
「普段の靴が24.0cmだから、テニスシューズも24.0cm」という選び方は少し危険です。テニス用の厚手のソックスを履くことを考えると、実寸より0.5cmから1.0cmほど大きめを選ぶのがセオリー。
私は必ず、シューズを履いた状態でつま先に「親指の横幅一本分」の余裕があるかを確認します。この隙間がないと、急停止した時に爪が死んでしまう(黒くなる)原因になるからです。
買い替え時期を見極めて怪我を未然に防ぐ
意外と忘れがちなのが、買い替えのタイミングです。アッパーが綺麗でも、ソールの溝が削れてツルツルになっていれば、それはもう「スケート靴」を履いているようなもの。
「最近よく滑るな」と感じたら、ソールの親指の付け根あたりをチェックしてみてください。溝が浅くなっていたら、それが新しい相棒を迎えるサインです。
自分にぴったりのテニスシューズ レディースを見つけることは、テニスというスポーツをもっと深く、もっと楽しくしてくれる第一歩です。次の週末、自信を持ってコートを駆け回るあなたの足元には、どのシューズが輝いているでしょうか。
実際のコートでの履き心地や、特定のメーカーのサイズ感についてもっと詳しく知りたい場合は、いつでもお聞きください。


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