テニスラケットのグリップサイズの見方|自分に合う「正解」の測り方と、迷った時の選び方【体験談】

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テニスを始めたばかりの頃、ラケットの性能(重さや面の大きさ)にはこだわっても、意外と見落としがちなのが「グリップサイズ」です。実は、グリップの太さが数ミリ違うだけで、ショットの安定感や手首への負担が劇的に変わることをご存知でしょうか?

今回は、自分にぴったりのグリップサイズを見つけるための基本的な見方から、テニス歴15年の私が身をもって体感した「失敗しない選び方」までを徹底解説します。


テニスラケットのグリップサイズとは?見方と基本の数字

ラケットのシャフト部分やグリップエンドを見ると、「G2」や「4 1/4」といった数字が記載されています。これがグリップサイズ(太さ)の表記です。

日本と海外の表記対応表

日本で一般的に流通しているのは「G(グリップ)」表記ですが、海外並行輸入品などではインチ表記が使われます。

日本表記海外表記周囲の長さ(目安)
G14 1/8約105mm
G24 1/4約108mm
G34 3/8約111mm
G44 1/2約114mm

「たった3mmの差?」と思うかもしれませんが、実際に握り比べてみるとその差は歴然です。


自分に合うサイズは?3つの「見方・測り方」

自分に最適なサイズを知るために、まずは以下の3つのステップでチェックしてみましょう。

1. 【定番】人差し指テスト

ラケットを利き手で握った際、手のひらと指の間に「反対の手の人差し指」が一本すっぽり入る隙間があるかを確認します。これが世界的に共通する標準的な目安です。

2. 【正確】定規で測る

手のひらを広げ、薬指の先端から、手のひらの中央を横切る一番上のシワ(感情線付近)までの長さを測ります。この長さがグリップの周囲の数値と近いものが、解剖学的に無理のないサイズです。

3. 【体験談】数値よりも「直感」が大事な理由

私はかつて、測定値に基づきテニスラケット G3サイズを使用していました。しかし、試合の後半になるとどうしても前腕がパンパンに張ってしまう。そこで、あえてワンサイズ下のG2に変更したところ、驚くほど手首の可動域が広がり、エッグボールのような強いスピンがかけやすくなったのです。

数値はあくまで目安。「握った瞬間のしっくり感」を無視してはいけません。


失敗しないための「太さ別」メリット・デメリット

どちらのサイズにするか迷った時のために、それぞれの特性を整理しました。

細いグリップ(G1〜G2)のリアル

  • メリット: 手首の自由度が高く、ボレーのタッチやサーブのスナップが効きやすい。
  • デメリット: 相手の強い球に押された際、面がブレやすい。強く握り込みすぎて腱鞘炎になるリスクも。

太いグリップ(G3〜G4以上)のリアル

  • メリット: 軽く握るだけで面が安定するため、ストロークの打ち合いで負けない。
  • デメリット: グリップチェンジ(フォアからバックへの切り替え)にコンマ数秒の遅れが出やすい。

「迷ったら細め」が鉄則!その理由は「後付け」にあり

もしあなたがG2とG3で迷っているなら、私は迷わず**G2(細め)**を推奨します。

理由は単純。「太くすることはできても、細くすることはできないから」です。

オーバーグリップテープを2枚重ねて巻いたり、熱収縮タイプのグリップサイズアップテープを使えば、自分好みに太さを微調整することが可能です。

逆に、一度太いものを買ってしまうと、元グリップを剥がして薄いテープに変えるしか手がなく、打球の衝撃を吸収できなくなるという弊害が生まれます。


メーカーによって「形」が違う?隠れたチェックポイント

意外と知られていないのが、メーカーごとの「形状」の違いです。

私はずっとWilsonのG3を使っていましたが、HEADに買い替えた際、同じG3なのに「薄すぎて握りにくい」と感じ、結局オーバーグリップの下にアンダーラップを巻いて調整した経験があります。メーカーを変える際は、必ず店頭で一度握ってみることを強くおすすめします。


まとめ:あなたに最適なグリップサイズの選び方

グリップサイズ選びは、テニスの上達速度を左右する重要な要素です。

  1. まずは「人差し指一本分」の隙間を基準にする。
  2. スピン主体なら細め、フラット主体なら太めを検討する。
  3. 迷ったら「後で調整できる細め」を選ぶ。

自分にぴったりのグリップを見つけられれば、無駄な力が抜け、より鋭いショットが打てるようになるはずです。ぜひ、次回のラケット選びやグリップ交換の参考にしてみてください。

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