テニスラケットのグリップサイズ選び完全ガイド|G2とG3の違いやメーカー別の太さ、失敗しない決め方を徹底解説

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「ラケットの性能はこだわったのに、グリップサイズで大失敗した……」そんな苦い経験を持つプレーヤーは少なくありません。テニスにおいて、手とラケットをつなぐ唯一の接点であるグリップの太さは、ショットの精度や怪我の防止に直結する極めて重要な要素です。

今回は、一般論だけでは語れない「メーカーごとの握り心地の差」や、実際に私が多くのラケットを試してきた中で辿り着いた「後悔しない選び方」を深掘りして解説します。


1. 失敗しないための「2つの計測法」

まずは自分の手のサイズに対して、標準的なグリップがどれなのかを知ることから始めましょう。

人差し指テスト(試打できる場合)

ラケットを利き手で軽く握った際、手のひらと指先の間に「反対の手の人差し指」がちょうど1本収まる隙間があるのが理想的なサイズ感です。指が入らないほど狭ければ「細すぎ」、スカスカなら「太すぎ」のサインです。

定規テスト(実物がない場合)

手元にラケットがないときは、利き手の薬指の先端から、手のひらにある上から2本目の大きなシワまでの長さを測ってみてください。

  • G1(4 1/8インチ): 約10.3〜10.5cm
  • G2(4 1/4インチ): 約10.6〜10.9cm(日本人の一般男性・力のある女性に多い)
  • G3(4 3/8インチ): 約11.0〜11.3cm(手が大きめの男性)

2. 【体験談】数値だけでは分からない「メーカー別の太さ感」

カタログスペックが同じ「G2」でも、メーカーによって握った瞬間のボリューム感は驚くほど違います。これは、グリップの土台となる「成型(形)」が異なるためです。

  • バボラ(Babolat)断面が正八角形に近い形状です。角がマイルドな分、握ったときに手のひら全体にズシリとくる「ボリューム感」があります。他社のG2より少し太く感じるという声が多いのが特徴です。
  • ヘッド(HEAD)以前は極端な扁平(平べったい)形状でしたが、現在は標準に近づいています。それでも他社に比べると「角」が立ちやすく、面がどこを向いているか指先で察知しやすいのが魅力です。
  • ヨネックス(YONEX) / ダンロップ(DUNLOP)日本人に馴染みやすい絶妙なサイズ感です。特にヨネックスは、G2の中でも「太すぎず細すぎず」のセンターラインを行く設計だと感じます。

3. プレイスタイル別:あえて「サイズをずらす」戦略

自分の手がG2とG3の中間くらいで迷った場合、どう決めるべきか。それはあなたの「プレイスタイル」が答えを持っています。

「細め(例:G2)」を選ぶべき人の特徴

スピンを多用し、手首を柔軟に使ってヘッドスピードを上げたい方は細めが有利です。

体験談: 私自身、ストロークでのキレを求めてあえて細めを選んでいます。握り込みやすいので、サーブのプロネーション(回内動作)もしやすく、スピンの回転数が増える実感があります。

「太め(例:G3)」を選ぶべき人の特徴

ボレーヤーや、相手の速球に力負けしたくない方は太めが適しています。

体験談: グリップが太いと、インパクトの瞬間にラケットが手のひらの中で「回る」のを防いでくれます。面の安定性が格段に上がるため、ネットプレーでの安心感が違います。


4. 失敗から学ぶ「落とし穴」

多くの初心者が陥りがちなのが、**「オーバーグリップ2枚巻き」**による調整です。

どうしても細すぎる場合、オーバーグリップを重ねて太くすることは可能ですが、これをやるとグリップの「角」が丸くなってしまいます。すると、ボレーの際にコンチネンタルグリップにパッと持ち替える感覚が鈍くなり、ミスヒットが増える原因になります。

また、細すぎるグリップを力一杯握り続けると、前腕の筋肉に過度な負担がかかり、深刻な**「テニス肘」**を引き起こすリスクもあります。


まとめ:自分にぴったりの「マイ・グリップ」を作る

結論として、サイズ選びで迷ったときは**「ワンサイズ下げて、オーバーグリップで微調整する」**のが最も安全な選択です。細い分には足せますが、太いものを削ることはできないからです。

季節や汗の量に合わせて、ヨネックス ウェットスーパーグリップのような高品質なグリップテープを巻き、自分だけの「しっくりくる感覚」を追求してみてください。

次は、グリップの滑りを抑えてコントロールを劇的に安定させる「グリップテープの正しい巻き方」について解説しましょうか?

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