テニスラケット27インチの身長目安は150cmから!失敗した体験談から学ぶ「切り替えの黄金タイミング」と選び方

未分類

ジュニア選手の成長に伴い、必ず直面するのが「いつ大人用の27インチラケットに切り替えるか?」という問題です。26インチのラケットが少し小さく見え始めると、周りの子が大人用を使い出すのも相まって、焦る気持ちも分かります。

しかし、結論からお伝えすると、切り替えの目安は身長150cm以上です。ただし、この数字だけで判断すると、思わぬ怪我やフォームの崩れに繋がるリスクがあります。


身長だけで選ぶと危険?実体験から分かった「150cm」の壁

私自身、ジュニア指導の現場で「身長は145cmだけど、パワーがあるから」と早めにVCORE 100のような27インチに切り替えた選手を何人も見てきました。しかし、その多くが数ヶ月後に**「手首や肘の痛み」**を訴えることになったのです。

大人用のラケットは、ジュニア用(26インチ)に比べて長さがわずか2.5cm強違うだけですが、重量は一気に30g〜50gほど重くなります。スイング半径が大きくなる分、遠心力が増し、成長途中の関節にかかる負担は想像以上です。

また、身長が足りない状態で長いラケットを振ると、地面を擦るのを無意識に避けようとして、肘を上げた不自然なスイングになりがちです。一度ついた変なクセを直すのは、新しいラケットを買うよりもずっと時間がかかります。


移行時にチェックすべき「3つの絶対条件」

身長が150cmに達していても、以下の3つのポイントがクリアできているか必ず確認してください。

1. グリップサイズが合っているか

ジュニアモデルはグリップが非常に細く作られています。大人用の標準である「サイズ2」を握らせてみると、指が回らずに力んでしまう子が非常に多いです。切り替え時はEZONE 100Lなどの、グリップサイズ「0」や「1」が展開されているモデルを選ぶのが鉄則です。

2. 300gの壁をいきなり超えない

いきなりプロが使うような300g前後のモデルを持たせるのは禁物です。最初は255g〜275g程度の**「超軽量27インチモデル」**を挟むのが、怪我を防ぐ最短ルートです。

3. 「振り切る」感覚を維持できているか

試打をした際、重さに負けて「面を合わせるだけ」のボレーのようなスイングになっていないか見てあげてください。最後まで自分の意志でフルスイングできる重さが、その時の適正重量です。


失敗しないための「段階的ステップ」

いきなりハードなスペックに移行せず、以下のステップを踏むことでスムーズに大人用へ馴染むことができます。

  • ステップ1:軽量フルカーボンへの移行アルミ混じりの安価なジュニアラケットから、まずはピュアドライブ チームのような、素材は大人と同じで重量だけが軽いモデルを選びましょう。
  • ステップ2:細いグリップの選択握力の弱いジュニアにとって、太いグリップは操作性を著しく下げます。「0」番や「1」番のグリップを選び、必要に応じてオーバーグリップテープで微調整してください。
  • ステップ3:競技レベルに合わせた重量アップ半年〜1年ほど使い込み、体が大人用の長さに慣れてから、285g、300gと段階的に重さを上げていくのが理想的です。

最後に:迷ったら「軽い27インチ」を

「26インチでは物足りない、でも300gは重すぎる」という時期は、成長期の特権でもあり、最も繊細な時期です。

もし今、お子さんの身長が150cm前後で迷っているなら、バボラ ピュアアエロ ライトのような操作性の高い軽量モデルを手に取ってみてください。道具を無理に合わせるのではなく、今の体格で「一番楽しく、力強く振れる一本」を選ぶことが、将来のプレースタイルを形作ります。

次は、実際にお子さんの手のサイズに合わせた具体的なグリップサイズの測り方を確認してみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました