テニスコートに立った瞬間、足元に走る心地よい緊張感。それを支えるのは、技術でもラケットでもなく、実は「地面と接している唯一のギア」であるシューズです。私はこれまで数多くのメーカーを履き潰してきましたが、結局のところ、ニューバランスのオールコートモデルに戻ってきてしまいます。
なぜ、多くのアスリートや週末プレーヤーがニューバランスを指名するのか。その魅力を、実際の使用感とともに紐解いていきます。
ニューバランスがテニス愛好家に支持される「本当の理由」
テニスシューズ選びで最も怖いのは、プレー中の足の痛みやパワーロスです。ニューバランスが他社と一線を画すのは、ブランドのルーツである「アーチサポート」の精神が生きているからだと感じます。
- ウイズ(足囲)が選べる安心感多くの海外ブランドが細身の作りなのに対し、ニューバランスはD(やや細い)、2E(標準)、4E(幅広)と選択肢があります。幅広甲高な日本人の足にとって、これは救いです。
- 「面」で捉えるクッショニング一歩目の踏み出しや、激しい切り返しの際、衝撃を単に吸収するだけでなく「次の一歩への反発」に変えてくれる感覚があります。
【目的・レベル別】後悔しないオールコートモデル3選
実際にコートで試してきた経験から、今選ぶべき3つの名作をご紹介します。
1. 圧倒的なスピードと反発力!FuelCell 996
スピードスターを目指すなら、迷わずこれです。手に持った瞬間にわかる軽さと、地面を蹴り出した時の推進力が抜群です。ハードコートでの激しいダッシュでも、アッパーがしっかり足をホールドしてくれるので、靴の中で足が遊ぶ感覚が一切ありません。
2. 重厚な安定感とクッション性!Fresh Foam LAV
「LAV(ラブ)」は、まさにコート上の要塞です。ストロークを主体にするプレーヤーにとって、この安定感は武器になります。厚みのあるミッドソールが膝への負担を劇的に軽減してくれるので、3セットマッチの後半でも足が売り切れません。
3. 部活生や初心者への最適解!New Balance 796
「まずは一足、手頃で高性能なものを」という方にはこちら。軽量でありながら耐久性も確保されており、オールコートモデルとしてのバランスが非常に高いです。練習頻度の高い学生さんにも自信を持っておすすめできます。
失敗しないサイズ選び:私が実践しているフィッティング術
ネットで購入する際、一番の悩みはサイズですよね。私はいつも以下のポイントをチェックしています。
- 夕方の足で計測する足は一日の中で浮腫みます。試合の後半を想定するなら、少し足が大きくなった状態でフィッティングするのが正解です。
- テニス専用ソックスを履く普通の靴下とテニス用では厚みが全く違います。テニスソックスを履いた状態で、つま先に5mm〜1cm程度の余裕があるか確認してください。
- ウイズ(幅)を妥協しない縦の長さが合っていても、横幅がキツいと指の付け根が痛みます。幅広自覚がある方は、最初から2Eか4Eを選択肢に入れましょう。
最後に:オールコートモデルの寿命と向き合う
ハードコートでのプレーは、想像以上にソールを削ります。溝が浅くなってきた、あるいはクッションが「底付き」した感じがしたら、それは買い替えのサインです。怪我をしてからでは遅いからです。
ニューバランスのシューズは、あなたのフットワークを劇的に変える可能性を秘めています。次回の練習、新しい相棒と一緒にコートを駆け抜けてみませんか?
Would you like me to generate an image of these shoes on a tennis court for your article?


コメント