テニスコートに立つとき、最後に私たちの背中を押し、時にピンチを救ってくれるのは「信頼できる一足」です。特に、砂入り人工芝(オムニ)やクレーコートでのプレーがメインとなる日本のテニス環境において、足元のグリップと軽さは、試合後半の粘り強さを左右する決定的な要素になります。
今回は、ニューバランスのロングセラーモデルの最新作テニスシューズ 696 v6 o レディースを実際にコートで走らせ、その履き心地から前作「v5」との決定的な違いまで、余すことなくレビューします。
軽さが生む「あと一歩」の余裕
テニスシューズ 696 v6 o レディースに足を入れた瞬間、まず驚かされるのはその圧倒的な軽快さです。重厚な競技用モデルとは一線を画す、まるでランニングシューズのような軽やかさがあり、ウォーミングアップの段階から足運びがスムーズになるのを実感しました。
特に、左右に激しく振られた際の切り返しで、足首への負担が少なく、スッと次の一歩が出る感覚は、部活生や週に何度もスクールに通う愛好家にとって大きな味方になるはずです。
前作v5からの確かな進化
多くのファンが気にするのが、前作からのアップデート内容でしょう。テニスシューズ 696 v6 o レディースでは、アッパーの構造が見直され、通気性とホールド感のバランスがより洗練されました。
- アッパーの柔軟性: メッシュ素材の配置が絶妙で、踏み込んだ際の「硬さ」や「当たり」が軽減されています。
- 屈曲のしやすさ: ソールがしなやかに曲がるため、母指球に力を入れやすく、サービスからのダッシュが非常にスムーズです。
レディースモデル独自のフィット感とサイズ選び
女性プレーヤーにとって、シューズ選びの悩みは「幅」と「かかとの浮き」ではないでしょうか。このテニスシューズ 696 v6 o レディースは、日本人の足に馴染みやすい標準的なウィズ設計ですが、ニューバランスらしい包み込むようなヒールカップが、激しいフットワーク時のかかとのズレを最小限に抑えてくれます。
サイズ感としては、厚手のテニスソックスを履くことを考慮し、普段の街履きスニーカーよりも0.5cmアップを選ぶと、つま先に適度な遊びができて指の爪を傷める心配もありません。
オムニ・クレー専用ソールの信頼性
テニスシューズ 696 v6 o レディースの「O」は、オムニ(砂入り人工芝)とクレーコートの頭文字です。独特のパターンを刻んだアウトソールは、滑りやすい砂の上でもしっかりと地面を噛み、パワーをロスなく伝えてくれます。
一方で、しっかりと止まれるグリップ力がありながらも、スライディング時には引っかかりすぎない絶妙な調整が施されているため、膝への不安を感じることなくダイナミックに動けます。
総評:このシューズは「もっとテニスを楽しくする」
テニスシューズ 696 v6 o レディースは、決してプロ仕様のガチガチなハードモデルではありません。しかし、だからこそ「これから上達したい」と願う初中級者や、足への優しさを優先したいベテランプレーヤーにとって、これ以上ない選択肢となります。
洗練されたデザインはコート映えも抜群。新しいテニスシューズ 696 v6 o レディースをバッグに忍ばせて、次の週末はいつもより少しだけアグレッシブに、コートを駆け回ってみませんか?


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