「23.5cmの在庫、どこも売り切れ…?」テニスショップの棚を前に、そんなため息をついたことはありませんか。テニスシューズにおいて23.5cmというサイズは、ジュニアのトップ層から成人女性、さらには足がスリムな男性プレーヤーまでが集中する、いわば「激戦区」のボリュームゾーンです。
私もかつて、デザインだけで選んだ23.5cmのシューズで試合に出場し、親指の爪を真っ黒にしてしまった苦い経験があります。テニスは急激なストップ&ゴーが繰り返されるスポーツ。たった0.5cmの妥協や、ワイズ(足幅)のミスマッチが、パフォーマンス低下や怪我に直結します。
今回は、23.5cmというサイズ特有の悩みを持つあなたに向けて、失敗しない選び方と、今手に入れるべき至極のモデルを徹底解説します。
なぜ23.5cm選びは難しいのか?ジュニアモデルとの境界線
23.5cmを履くプレーヤーがまず直面するのが、「ジュニア用」か「大人用」かという選択肢です。
ジュニアモデルのヨネックス パワークッション ジュニアなどは、成長期の足を妨げないよう柔らかく作られており、価格も手頃です。しかし、週に数回ハードに練習する大人がこれを履くと、ソールの減りが異様に早かったり、踏ん張った時にアッパーが負けて足が外に流れたりします。
一方、大人用のアシックス ゲルレゾリューションなどは、剛性が高く安定感は抜群ですが、足入れ感がタイトに感じることがあります。自分の「脚力」と「プレー頻度」を天秤にかけることが、23.5cm選びの第一歩です。
メーカー別「23.5cm」の履き心地レポート
実際に私がコートで履き比べ、多くのプレーヤーの声を拾い上げた結果、メーカーごとに明確な性格の違いが見えてきました。
- ヨネックス(YONEX)日本人の足型を知り尽くしている安心感があります。パワークッション フュージョンレブは、包み込むようなフィット感が絶妙。23.5cmでも「標準(3E)」と「ワイド(4E)」の選択肢が豊富なのが嬉しいポイントです。
- アシックス(asics)「コートを掴む」感覚が随一。特にコート FFシリーズは、まるで靴下を履いているような一体感。ただし、他メーカーに比べると指先がややタイトに感じる傾向があるため、幅広の方はワンサイズ上げるか、慎重な試着が必要です。
- ミズノ(MIZUNO)軽快なフットワークを求めるならウエーブエクシード一択。23.5cmというサイズにおいて、最も「軽さ」と「クッション性」のバランスが取れていると感じます。
失敗を防ぐ!購入前のチェックリスト
ネットでポチる前に、以下の3点を自問自答してみてください。
- ソックスの厚みを計算しているか?テニス専用ソックスは驚くほど厚手です。普段のパンプスが23.0cmだからといって、シューズも23.5cmで大丈夫、と決めるのは危険です。
- オムニ・クレー用か、オールコート用か?日本の部活やスクールで多い砂入り人工芝なら、必ずアウトソールが網目状のオムニ・クレーコート用シューズを選びましょう。これを間違えると、23.5cmのシンデレラフィットでもコート上で滑り倒すことになります。
- 夕方の足で計測したか?足は夕方になると必ず浮腫みます。試合の後半、足が痛くなる原因の多くは、午前中のベストサイズで選んでしまったことにあります。
結論:23.5cmは「在庫がある時が買い時」
このサイズはとにかく回転が早いです。お気に入りのカラーで、自分の足幅に合ったアディダス バリケードやニューバランス テニスシューズの23.5cmを見つけたら、それは運命だと思って早めに押さえておくのが正解です。
妥協のない一足を選べば、あなたのフットワークはもっと鋭くなり、最後の1球までボールを追いかけられるようになるはずです。
次は、あなたの足型が「幅広」か「甲高」かに合わせた具体的なマッチング診断をしてみませんか?


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