テニスプレーヤーなら誰しも、新しい相棒を手に入れたり、長年連れ添ったラケットをメルカリなどで次の方へ譲ったりする機会があるはずです。そんな時、一番の悩みどころが「送料」と「梱包」ではないでしょうか。
「意外と長いから送料が高くつく…」「配送中にフレームが折れたらどうしよう」といった不安を抱えるあなたへ。これまで100本以上のラケットを発送してきた筆者の実体験をもとに、1円でも安く、かつ絶対に傷つけない発送の極意を伝授します。
発送方法別・送料比較:どこで送るのが正解?
ラケットの送料を左右するのは、梱包後の「縦・横・高さ」の合計サイズです。硬式テニスラケットの全長は約68.5cm。普通に包むと100〜120サイズになります。
| 発送方法 | 目安サイズ | 特徴 |
| メルカリ(らくらくメルカリ便) | 100〜120 | 全国一律料金で匿名配送。最も手軽。 |
| ヤマト運輸(宅急便) | 100〜120 | 持込割引やクロネコメンバーズ割で最安級に。 |
| 郵便局(ゆうパック) | 120前後 | 窓口が多く便利だが、サイズ計測が厳密な印象。 |
【実体験メモ】
筆者の経験上、一番安く済むのはヤマト運輸への持ち込みです。特にクロネコヤマト 宅急便を利用する際、スマホで送り状を作って営業所へ持ち込むだけで、数百円単位の割引が受けられます。
破損を防ぎ、サイズを抑える!究極の梱包手順
「専用の段ボールなんて持っていない!」という方でも大丈夫。スーパーにある空き箱で、プロ級の梱包が可能です。
1. ラケットの「急所」を保護する
ラケットには衝撃に弱いポイントが2つあります。それは「フレームの先端(トップ)」と「シャフトの付け根(スロート)」です。
まずはプチプチ 緩衝材を、この2箇所にだけ2重に巻きましょう。全体を厚くしすぎるとサイズが上がってしまうため、メリハリが大事です。
2. 段ボールは「三角形」か「サンドイッチ型」に
四角い箱に入れると無駄なスペースが生まれます。おすすめは、2枚の段ボールを繋ぎ合わせて「二等辺三角形」のような筒状にするか、ラケットを挟み込むように折る方法です。
【体験談】
私はよく、巻きダンボールを愛用しています。ラケットの形に沿って密着させられるので、厚みを最小限に抑えられ、確実に「120サイズ」から「100サイズ」へランクダウンさせることができます。
3. グリップを斜めに向ける「対角線の魔法」
箱の中でラケットを真っ直ぐ置くのではなく、対角線上に斜めに配置してみてください。これだけで、箱の全長を数センチ短くでき、ワンサイズ下の送料が適用されるケースが多々あります。
複数本送るなら「互い違い」が鉄則
2本のラケットを同時に送る場合、同じ向きに重ねていませんか?それはサイズアップの元です。
ヘッドとグリップが交互になるように「互い違い」に重ねて養生テープで固定しましょう。厚みが均一になり、驚くほどコンパクトにまとまります。
トラブルを未然に防ぐチェックリスト
発送後に「ガットが切れていた」「フレームに傷があった」と言われないための、私のルーティンです。
- 品名は具体的に: 単に「スポーツ用品」と書かず、「テニスラケット(精密機器・折れ物注意)」と明記しましょう。
- ガットのテンション: 真冬や真夏の長距離配送、特に航空輸送が予想される場合は、気圧や温度変化によるフレームへの負担を減らすため、あえてガットを切ってから送るのも一つの手です(事前に購入者の承諾を得ましょう)。
- 写真で証拠を残す: 梱包直前のラケットの状態を写真に撮っておくことで、万が一の配送事故の際に運送保険の交渉がスムーズになります。
まとめ:丁寧な梱包は信頼の証
送料を安く抑える工夫は大切ですが、一番大切なのは「相手に安全に届けること」です。
OPPテープでしっかり角を補強し、ガタつきがないか確認してから送り出しましょう。
「あ、この人テニス愛があるな」と思われる丁寧な梱包は、フリマアプリでの高評価にも直結しますよ。
次にラケットを発送する際は、ぜひこの「サイズダウン術」を試してみてください。浮いた送料で、新しいテニスガットが買えるかもしれません。


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