テニスラケットを新調したとき、意外と頭を悩ませるのが「カバー」の存在です。最近は環境配慮やコスト削減の影響か、新品を購入してもケースが付属しないブランドが増えました。「裸のままバッグに入れて大丈夫かな?」「でも、大きなラケットバッグを買うほどでもないし……」そんな風に迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、テニス歴15年の私が、実際に経験した「カバーなしの失敗談」を交えつつ、後悔しないラケットカバーの選び方を徹底解説します。
なぜテニスラケットに「カバー」が必要なのか?実体験からの教訓
「たかが袋だし、なくてもいいや」と、私もかつては考えていました。しかし、いくつかの苦い経験を経て、今では必ずカバーを付けるようになりました。
1. 想像以上に簡単に「塗装」は剥げる
以前、ヨネックス テニスラケットをカバーなしで自転車の荷台に積んで移動していた時のことです。走行中の微振動でフレームが金属と擦れ、気づいた時には美しい塗装がボロボロになっていました。一度剥げた塗装は元に戻りません。カバー一枚あれば防げた「心の傷」でした。
2. ガット(ストリング)は湿気と紫外線に弱い
ガットは非常にデリケートです。剥き出しのまま車内に放置したり、湿度の高い玄関に置いておくと、いざコートで打った時に「なんだか飛ばない……」という現象が起きます。カバーは物理的な衝撃だけでなく、環境の変化からも大切なラケットを守る「防波堤」になります。
3. 周囲への「凶器」にならないために
テニスラケットのフレームは硬く、特にエッジ部分は鋭利です。電車移動中、裸のラケットが他人のストッキングや服に引っかかってしまうトラブルも耳にします。マナーとしても、一本包んでおくのがスマートなテニスプレイヤーの嗜みです。
【目的別】失敗しないラケットカバーの種類と選び方
自分のプレイスタイルに合わせて最適なタイプを選びましょう。
| タイプ | 特徴 | こんな人におすすめ |
| ソフトケース | 軽くてかさばらない。安価。 | リュックにラケットを入れる人 |
| ハード・セミハード | 衝撃吸収性が高い。重め。 | 車移動や長距離遠征が多い人 |
| ハーフカバー | ヘッドのみ保護。デザイン性◎。 | 軽快に持ち運びたいミニマリスト |
リュック派なら「ソフトケース」一択
普段使いのバックパックにラケットを差し込むスタイルなら、ヨネックス ソフトケースのような布製の巾着タイプがベストです。厚みが出ないので、他の荷物を圧迫しません。
大切な一本を守るなら「クッション入り」
高価なラケットや、思い出の一本ならバボラ ラケットホルダーのような、内側にパッドが入ったタイプを検討してください。万が一落としてしまった時の安心感が違います。
実際に使ってわかった!管理の裏ワザと注意点
「夏場の車内放置」はカバーがあってもNG
よくある誤解ですが、「カバーに入れているから車に積みっぱなしでも大丈夫」ということはありません。真夏の車内は70度近くになることもあり、ガットのテンションは一気に落ち、最悪フレームが変形します。カバーはあくまで「一時的な保護」と考えましょう。
湿気対策に「シリカゲル」を忍ばせる
私はいつも、ソフトケースの中に100均などで売っている乾燥剤(シリカゲル)を一つ入れています。これだけで、雨の日の練習後や梅雨時期のガットの「ベチャッ」とした打球感をかなり軽減できます。特にナチュラルガットを使っている方には必須のテクニックです。
自作や100均での代用はアリ?
「とりあえず安く済ませたい」という気持ち、よくわかります。
- 100均の現状: 以前はダイソーなどでテニス専用カバーが見かけられましたが、最近は大型店舗でも入手困難です。洗濯ネット等で代用する方もいますが、強度が足りず、ファスナーでフレームを傷つける恐れがあるためおすすめしません。
- 自作の魅力: 裁縫が得意なら、キルティング生地で自作するのは大いにアリです!市販品にはない北欧柄やデニム素材で作れば、コートで自分のラケットが一目瞭然になります。古くなったフリースの裏地を再利用すると、クッション性抜群のカバーが作れます。
迷ったらこれ!信頼の定番ブランド3選
迷っているなら、以下の定番ブランドから選べば間違いありません。
- ヨネックス(YONEX) テニス ラケットケース老若男女問わず使えるデザインと、圧倒的な耐久性が魅力。部活生からベテランまで愛用者が多いのも納得の品質です。
- ウィルソン(Wilson) ラケットカバーウィルソン プロスタッフなどのクラシックなラケットに合う、スタイリッシュなデザインが豊富です。
- バボラ(Babolat) ラケットバッグ機能性を追求するならバボラ。通気性を考慮したメッシュ素材の使い方が絶妙です。
まとめ:お気に入りのラケットと長く付き合うために
テニスラケットカバーは、単なる持ち運び用の袋ではなく、あなたのパフォーマンスを支える「メンテナンス道具」の一つです。
大きなラケットバッグを買う予定がないのなら、まずは手軽なテニスラケット ソフトケースを一つ手に入れてみてください。それだけで、移動中の不安が消え、次のテニスがもっと楽しみになるはずです。
お気に入りのデザインのカバーを見つけて、あなたのテニスライフをより彩り豊かなものにしましょう!


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