「もっと速いショットで相手を追い詰めたい」「ノバク・ジョコビッチのような、力強くも伸びのあるボールを打ちたい」――テニスプレーヤーなら誰もが抱くこの願いを、最も現実的な形にしてくれるのがHEAD SPEEDシリーズです。
2024年、待望のオーセチック2.0を搭載してアップデートされたこのシリーズ。実際にコートで使い倒して見えてきた、数値スペックだけでは語れない「生の声」をお届けします。
HEAD SPEEDが「選ばれる理由」と最新モデルの進化
今回のアップデートで最大の注目点は、感性に訴えかける「打球情報のクリアさ」です。
最新のオーセチック2.0テクノロジーは、インパクトの瞬間にフレームがどう反応しているかを、手のひらに驚くほど正確に伝えてくれます。これまでのモデルにあった「嫌な微振動」がカットされ、ボールを芯で捉えた時のあの「パチン!」という爽快な手応えだけが残る感覚。この安心感があるからこそ、フルスイングでボールスピードを追求できるのです。
【モデル別】実際に打ってみた!忖度なしの体験レビュー
1. SPEED PRO:最高速のフラットドライブを武器にする
「18×20の細かいストリングパターンは飛ばない」という先入観は、このラケットを持った瞬間に崩れ去ります。
- 体験談: 実際に打ってみて驚いたのは、バウンド後の伸びです。フラット気味に叩いた時、相手のコートに突き刺さるようなスピードが出ます。相手プレーヤーからは「いつもよりボールが手元で重く感じる」というコメントを何度ももらいました。
- 向いている人: 競技レベルのプレーヤーや、スイングスピードに自信があり、自分の力でボールを「潰す」感覚を重視する方。
2. SPEED MP:スピードと操作性の黄金比
多くのプレーヤーにとっての「正解」がこのモデルでしょう。
- 体験談: バボラ ピュアドライブのような爆発的なパワーとは異なり、自分の意志でコントロールできる「ちょうどいい飛び」が魅力。特筆すべきはスライスのキレです。低く滑るようなショットが意図も簡単に打てるため、守備から攻撃への切り替えが非常にスムーズになります。
- 向いている人: 中上級者から、パワーとコントロールを欲張りに両立させたいオールラウンダーまで。
3. SPEED MP L / TEAM:軽快な振り抜きがスピードを生む
重いラケットを振り遅れるよりも、軽いラケットを速く振る方がボールスピードは出ます。
- 体験談: 300gを切る軽量設計ながら、打ち負ける感覚がほとんどありません。特にダブルスのボレー対ボレーにおいて、取り回しの良さが光りました。ジュニア選手が大人顔負けのスピードボールを放つのを何度も目にしています。
スピードとコントロールのジレンマを解決するコツ
「スピードは出るけど、飛びすぎてアウトが怖い」という悩みは、セッティングで解決できます。
私のおすすめは、ヘッド リンクスツアーのような少し硬めのポリガットを、48〜52ポンド程度で張ることです。ラケット自体のしなりが強いため、ガットでホールド感を補うことで、狙った場所に突き刺さるような「制御されたスピード」が手に入ります。
また、ヨネックス VCORE 100のような回転特化型と比較すると、HEAD SPEEDはより直線的なスピードに強みがあります。弾道が低くなりやすいので、ネット上を少し高めに通す意識を持つと、安定感が増して最強の武器になります。
結論:あなたのテニスを次のステージへ
HEAD SPEED 2024年モデルは、単にボールが速くなるだけの道具ではありません。クリアな打球感によって「自分のショットに対する自信」を高めてくれるパートナーです。
振り抜いた分だけボールが伸びる快感。これを一度味わってしまうと、もう他のラケットには戻れないかもしれません。まずは一度、オンコートでその「スピード」を体感してみてください。
次の一歩として:
より具体的な打感の調整のために、SPEED MPに合うおすすめのストリングとそのテンション設定について、さらに詳しくお伝えすることも可能です。


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