テニス部への入部、おめでとうございます!真っ黒に日焼けしながら白球を追う毎日は、一生の宝物になります。しかし、その第一歩で多くの親子が直面するのが「どのラケットを買えばいいのか」という問題です。
「部活の先輩が使っているから」「プロ選手に憧れて」といった理由だけで選んでしまうと、実は上達を妨げるどころか、怪我の原因になってしまうこともあります。今回は、中学3年間でラケットを3回買い替えた私の苦い失敗談を交えながら、2026年最新の視点で「本当に後悔しない選び方」を解説します。
1. 【レベル別】中学生のラケット選び「失敗しない」3つの基準
中学生の体格差は非常に大きく、4月に入学したばかりの1年生と、引退を控えた3年生では、筋肉量も身長も全く違います。今の自分に最適な「重さ」と「バランス」を見極めるのが、上達への最短ルートです。
新入生(1年生)は「振り抜きやすさ」が命
テニスを始めたばかりの頃は、正しいフォームを身につけることが最優先です。重すぎるラケットは操作が難しく、手首だけで打つ変な癖がついてしまいます。
- 目安重量: 270g〜285g
- ポイント: 「少し軽いかな?」と感じるくらいがベスト。最後まで全力で振り切れる重さを選びましょう。
中級者(2年生・2本目)は「打ち負けない強さ」へ
部活に慣れ、相手の球威が増してくると、軽いラケットでは手元が弾かれる「打ち負け」が起こります。
- 目安重量: 285g〜300g
- ポイント: 体格ががっしりしてきたら、黄金スペックと呼ばれる300gへの移行を検討し始める時期です。
2. 【実録】先輩たちの「ラケット選び」失敗エピソード
「もっと早く知っていれば…」と後悔した、テニス部あるあるの失敗談を紹介します。
「重すぎるラケットで肘を痛めた」A君の話
「プロが使っているからカッコいい!」と、310gのツアーモデルを購入したA君。最初は力強く打てて喜んでいましたが、数ヶ月後、練習の終盤になると腕が上がらなくなり、結果として「テニス肘」に。半年間の戦線離脱を余儀なくされました。
「安さだけで中古を選んで大失敗」Bさんの話
ネットオークションで型落ちのラケットを安く手に入れたBさん。しかし、見た目は綺麗でもカーボンが内部で劣化しており、振動吸収が最悪。打つたびに手がジーンと痺れ、結局すぐに新品を買い直すことになりました。
3. 2026年最新!中学生に選ばれている人気モデル
現在の部活動で圧倒的な支持を得ている、信頼のモデルをご紹介します。
硬式テニス
- ヨネックス EZONE 100L:柔らかい打球感と爆発的なパワーが魅力。中学生の女子や、まだ筋力がつききっていない男子に最適な285g設定があります。
- ヨネックス VCORE 100L:スピンをかけてコートに収めたいならこれ。跳ね上がるボールが打てるようになると、試合がもっと楽しくなります。
- ダンロップ FLASH 270:新入生の最初の1本として、これほどバランスの良いモデルはありません。コストパフォーマンスも抜群です。
ソフトテニス(軟式)
- ヨネックス ボルトレイジ 5S:後衛に転向し、しっかりとしたストロークを打ちたい2年生に一番人気です。
- ヨネックス ボルトレイジ 5V:前衛としてのネットプレーを極めたいなら、操作性に優れたこのモデルが鉄板です。
- ヨネックス エアライド:学校の部活で一斉購入されることも多い定番品。軽くて扱いやすく、初心者の基本習得を助けてくれます。
4. 買い替えのタイミングを見極める「3つのサイン」
いつまでも初心者用を使っていると、技術の向上が止まってしまうことがあります。以下のサインが出てきたら、ステップアップの時期です。
- 打球音が変わった: ストリング(ガット)を張り替えても、打球音が「ボフッ」と鈍い場合は、フレーム自体がヘタっている証拠です。
- 相手のボールに負ける: 強いサーブやストロークを受けた時、ラケットが弾かれる感覚があるなら、重量を上げるタイミングです。
- プレースタイルの決定: 「自分は粘り強いストローカーだ」「ボレーで攻めたい」とはっきりしてきたら、それぞれのスタイルに特化したラケットへ切り替えましょう。
5. よくある質問(Q&A)
Q:グリップサイズは「0」と「1」どっちがいい?
A:中学生なら、まずは細めの「0」や「1」を選び、後からオーバーグリップテープで太さを調整するのが失敗しないコツです。
Q:ガットの張替え頻度は?
A:毎日練習する部活生なら、3ヶ月に1回は張り替えましょう。ガットは「消耗品」ではなく「生もの」です。
まとめ:自分の成長を支えてくれる相棒を選ぼう
中学生にとって、ラケットは単なる道具ではなく、共に汗を流す相棒です。最新のモデルを手に取るのもワクワクしますが、何より大切なのは「今の自分の筋力とスタイルに合っているか」です。
もし迷ったら、ショップで実際に握ってみて、**「100回連続で素振りをしてもフォームが崩れない重さ」**を基準に選んでみてください。最高の一本に出会えることを応援しています!


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