「テニスを始めたけれど、30分も走ると小指の付け根がジンジン痛む」「お店で試着した時は良くても、コートに出ると横幅が窮屈で踏ん張れない」——そんな悩みを抱えていませんか?
実は、日本人の足は欧米人に比べて横幅が広く、甲が高いという特徴があります。一般的な「3E」でも窮屈に感じるなら、迷わず「4E(スーパーワイド)」を選択肢に入れるべきです。私自身、かつてはデザイン重視でタイトなシューズを選び、親指の爪を真っ黒にしてしまった経験があります。しかし、適切な4Eモデルに出会ってからは、足裏の疲れが劇的に軽減し、最後までコートを走り回れるようになりました。
今回は、足幅の悩みを解消し、パフォーマンスを最大化させるための4Eテニスシューズの選び方と、信頼できる鉄板モデルを深掘りしてご紹介します。
なぜ「4E」が必要?自分の足幅をチェックする方法
テニスは激しい左右の切り返し(サイドステップ)が多いスポーツです。足幅が合っていないと、靴の中で足が遊んでしまったり、逆に圧迫されて血行不良を起こしたりします。
まずは、自分の足が本当に「4E」を必要としているのか確認しましょう。
多くのメーカーでは、足の親指の付け根から小指の付け根までの周囲(足囲)でサイズを規定しています。夜、足がむくんでいる時間帯にメジャーで測ってみてください。もし、普段のサイズで横幅に圧迫感があるなら、それは我慢するべきではありません。
失敗しない!4Eテニスシューズ選びの3つのポイント
1. コートの種類に合わせる
どれほど幅が合っていても、サーフェス(コートの面)に合っていなければ滑って怪我をします。
- オムニ・クレー用: 砂入り人工芝や土のコート用。滑りを制御するパターンが重要。
- オールコート用: 主にハードコート用。耐久性とクッション性が求められます。
2. アッパー素材の「柔らかさ」と「ホールド感」
4Eユーザーにとって、アッパー(甲の部分)の素材は重要です。ガチガチの樹脂製よりも、柔軟な人工皮革やメッシュを組み合わせたモデルの方が、足の形に馴染みやすく、圧迫感を逃がしてくれます。
3. 「かかと」のフィット感を無視しない
「幅広=全体的に大きい靴」と勘違いしがちですが、かかとまでブカブカだと靴擦れの原因になります。前足部はゆったり、かかとはしっかり固定されるのが理想の4Eシューズです。
【メーカー別】4E(スーパーワイド)のおすすめ定番モデル
実際に多くのプレイヤーから「救世主」と呼ばれている、4E展開のある名作をご紹介します。
ヨネックス:日本人の足を知り尽くしたクッション性
ヨネックスのワイドモデルは、単に広いだけでなく、独自の衝撃吸収材が膝への負担も減らしてくれます。
特におすすめなのが、パワークッション コンフォート ワイド ダイヤルです。このモデルは着脱が楽なだけでなく、幅広設計特有の「包み込まれるような安心感」があります。
また、競技志向の方にはパワークッション ソニケージ 3 ワイドも人気です。軽さと安定感のバランスが絶妙で、4Eとは思えない軽快なフットワークを可能にします。
ミズノ:素足感覚を追求した「スーパーワイド」
ミズノは「SW(スーパーワイド)」という表記で4E相当のモデルを豊富にラインナップしています。
定番のウエーブエクシード 5 SWは、日本人の足型に合わせてゼロから設計されており、親指周りのゆとりが計算し尽くされています。踏み込んだ時の「地面を掴む感覚」は、一度味わうと他に戻れません。
アシックス:安定感と耐久性の両立
ハードな動きを支えてくれるのがアシックスです。
ゲルレゾリューション 9 ワイドは、横方向への安定性が抜群です。幅広モデルでありながら、サイドのサポートがしっかりしているため、激しいストップ&ゴーでも足が靴の中でズレることがありません。
幅広ユーザーがやりがちな「NGな選び方」
一番やってはいけないのが、**「幅がキツイから、普段より0.5cm大きいサイズ(全長)を買う」**ことです。
これをしてしまうと、屈曲位置(靴が曲がる場所)と足の関節の位置がズレ、逆に足を痛める原因になります。サイズを上げるのではなく、ウィズ(幅)を「3E」から「4E」へ上げる。これが正解です。
また、厚手のスポーツソックスを履くことも忘れないでください。試着時は必ず、実際にプレイする時に履くソックスを持参しましょう。
まとめ:自分の足に合った4Eシューズで、痛みのないテニスを
「足が痛いのは練習のせい」と諦めないでください。4Eという選択肢を持つだけで、テニスはもっと楽しく、もっと攻めたプレイができるようになります。
まずは、自分の足を正しく知り、テニスシューズ ワイド 4Eの中から、自分のホームコートに合った一足を見つけ出してください。痛みから解放された瞬間、あなたのフットワークは驚くほど進化するはずです。


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