ハードコートでプレーした翌日、膝や腰に妙な違和感を覚えたことはありませんか?実はそれ、シューズの選択ミスが原因かもしれません。
テニスにおいて、地面と唯一接しているのはシューズです。特に硬いサーフェスで激しいストップ&ゴーを繰り返すオールコート(ハードコート)のプレーでは、シューズの性能がそのまま「翌日の体の軽さ」に直結します。今回は、年間100日以上をコートで過ごすテニスフリークの視点から、本当に信頼できるメンズ向けオールコートシューズの選び方を徹底解説します。
意外と知らないオールコート用とオムニ用の「決定的な違い」
よく「オールコート用ならどこでも使える」と勘違いされがちですが、実はこれ、半分正解で半分は間違いです。
オールコート用は主にハードコートでの使用を想定しており、アウトソール(靴底)の溝が浅く、接地面積が広く作られています。これにより、硬い床でも滑りすぎず、かつ急ストップ時の衝撃を逃がしてくれる絶妙な「滑り」を生みます。
一方で、これを日本の主流である砂入り人工芝(オムニコート)で使うと、砂の上でスケートのように滑ってしまい、踏ん張りが効きません。逆にオムニ用をハードコートで使うと、グリップが効きすぎて足首を捻るリスクがあります。自分のメイン戦場がどこかを見極めるのが、怪我を防ぐ第一歩です。
失敗しない!メンズシューズ選びの3つのこだわり
私が実際に何足も履き潰して辿り着いた、失敗しないためのチェックポイントを紹介します。
1. 「ワイズ(足幅)」は妥協してはいけない
多くの日本人男性は「幅広・甲高」です。海外ブランドのかっこいい細身モデルを無理に履くと、小指の付け根が痛くなり、フットワークどころではなくなります。アシックスやヨネックスなど、ワイドモデルを豊富に展開しているブランドから、自分の足型(3Eや4E)に合ったものを選びましょう。
2. ミッドソールのクッション性能
ハードコートはコンクリートに近いため、一歩踏み込むたびに体重の数倍の衝撃が膝にきます。後半戦で足が動かなくなる人は、パワークッションやGELといった衝撃吸収材が厚めに入ったモデルを選ぶと、プレー後の疲労感が劇的に変わります。
3. アッパーの耐久性
ハードコートはヤスリのようなものです。激しくスライディングをするプレーヤーなら、つま先部分が補強された高耐久アッパーを採用しているモデルでないと、1ヶ月で穴が開いてしまうことも珍しくありません。
【2026年版】絶対後悔しないおすすめモデル
王道の安定感:アシックス ゲルレゾリューション 9
ハードコートで最も信頼されている一足です。横方向への安定感が凄まじく、外側に激しく踏ん張っても足が靴の中でズレません。ハードに攻めるプレーヤーならこれを選べば間違いありません。
最高の快適性:ヨネックス パワークッション エクリプション 5
「生卵を落としても割れずに跳ね返る」でお馴染みのクッション性が売りです。足入れが柔らかく、日本人の足に吸い付くようなフィット感があります。長時間練習する週末プレーヤーに最適です。
圧倒的な機動力:アシックス コート FF 3
ノバク・ジョコビッチ選手が開発に携わっているモデルです。靴べらがいらないほどの一体感(モノソック構造)があり、まるで素足で走っているような感覚になれます。スピードで勝負するタイプにおすすめです。
最後に:ソールの溝は「命の残り香」
どんなに高級なシューズも、底がツルツルになればただの滑る靴です。特にオールコート用は、溝がなくなると急激にストップ性能が落ち、怪我の元になります。目安として、ソールのパターンが消えてきたら「自分の体を守るための投資」として買い替えを検討してください。
新しいシューズに履き替えたその瞬間、今まで追いつけなかったボールにあと一歩届くようになるはずです。
次は、あなたの足のサイズに最適な「幅広モデル」の具体的な在庫状況をチェックしてみませんか?


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