テニスシューズの適切なゆとりとは?つま先や幅の選び方と痛みを防ぐワイドモデルのおすすめを徹底解説

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「テニスを始めてから、どうも小指の付け根が痛む」「セットが進むにつれて足の甲が圧迫されて集中できない」……そんな悩み、実はシューズの「ゆとり」不足が原因かもしれません。

私もかつて、フィット感を重視しすぎるあまりタイトなシューズを選び、試合後半には足の感覚がなくなるほどの痛みに襲われた経験があります。テニスは激しいストップ&ゴーを繰り返すスポーツ。ただ履ければいいというわけではなく、激しい動きを支えつつ、足を守るための「攻めのゆとり」が必要です。

この記事では、怪我を防ぎパフォーマンスを最大化させるための、正しいテニスシューズのサイズ感と選び方を深掘りしていきます。


なぜテニスシューズには「1cmのゆとり」が必須なのか

一般的に、テニスシューズを選ぶ際は「実寸+0.5〜1.0cm」の余裕が必要だと言われています。これには明確な理由があります。

激しいサイドステップや急ブレーキをかける際、靴の中で足はわずかに前方へ動きます。このとき、つま先に十分な「捨て寸」と呼ばれるゆとりがないと、爪が靴の先端に衝突し続け、いわゆる「黒爪(爪下血腫)」を引き起こします。私も経験がありますが、一度爪を痛めると完治まで数ヶ月かかり、その間踏ん張りが効かなくなってしまいます。

目安として、シューズを履いてかかとにしっかり合わせた状態で、つま先に自分の親指の幅(あるいは第一関節分)くらいの隙間があるかを確認しましょう。

幅(ワイズ)のゆとり不足は、外反母趾や疲労の元

日本人に多いのが「幅広・甲高」の足型です。欧米メーカーのタイトなモデルを無理に履いていると、親指や小指の付け根が圧迫され、慢性的な痛みや外反母趾を招きます。

逆に「ゆとりがあればいい」と、大きすぎるサイズを選ぶのも禁物です。横幅に遊びがありすぎると、靴の中で足がズレてしまい、マメができやすくなるだけでなく、捻挫のリスクも高まります。サイドステップを踏んだときに、足が靴のサイドを突き破るような感覚があるなら、それはアッパーの強度が足りないか、ワイズが合っていない証拠です。

幅広の方におすすめしたい、信頼のワイドモデル

もしあなたが「どんな靴を履いても横が窮屈」と感じているなら、標準の2Eサイズではなく、ワイド(3E)やスーパーワイド(4E)モデルを迷わず手に取ってみてください。

例えば、アシックス ゲルレゾリューション ワイドは、横方向の安定感が抜群でありながら、幅広設計で指先の自由度もしっかり確保されています。包み込まれるようなホールド感と、圧迫感のない快適さが両立している名作です。

また、軽量性を重視しつつゆとりを求めるなら、ヨネックス パワークッション ソニケージも外せません。特にお子さんや女性で、足の形がまだ変化しやすい時期の方にも、このシリーズのワイド設計は優しい選択肢になります。

ハードな練習で足の疲労が抜けにくい方には、ミズノ ウエーブエクシードのワイドモデルも定評があります。日本人の足型を研究し尽くしたミズノならではのフィット感は、一度履くと他のメーカーに戻れないというファンも多いです。

フィッティングを成功させる3つの裏技

  1. 必ず「テニス用ソックス」を履いて試すテニスソックスは厚手でクッション性が高いです。普段の薄い靴下で合わせてしまうと、実際にコートに立ったときに「きつすぎて入らない」という悲劇が起こります。
  2. インソールを外して足に乗せる最も確実なチェック法は、中敷き(インソール)を外してその上に立つことです。インソールの縁から足がはみ出していないか、つま先にしっかり1cmの余裕があるか。これなら視覚的に一発で判断できます。
  3. 夕方の足でサイズを決める人間の足は午後になるとむくみ、サイズが大きくなります。午前のベストサイズは、ナイター練習では地獄の窮屈さに変わる可能性があるため、フィッティングは夕方に行うのが鉄則です。

最後に:紐の結び方ひとつで「ゆとり」は作れる

もし、つま先は余っているのに甲が痛いという場合は、紐の通し方を見直してみてください。「ヒールロック」という結び方を取り入れると、かかとをしっかり固定できるため、前方の締め付けを緩めても靴の中で足が動かなくなります。

自分にぴったりの「ゆとり」を手に入れたシューズは、あなたのフットワークを劇的に軽くしてくれるはずです。痛みを我慢するテニスはもう卒業して、最後まで走りきれる一足を見つけましょう。

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