テニスコートに到着して、ラケットバッグを開けた瞬間のあの絶望感。「ラケットはある、ウェアも着ている、……でもシューズがない!」という経験、実はテニスプレイヤーなら一度は通る道かもしれません。私もかつて、大事な草トーナメントの日にやってしまい、真っ青になったことがあります。
「普通のスニーカーでなんとかなるだろう」と強行突破したくなりますが、ちょっと待ってください。その判断が、怪我やコートへの出禁、さらには高価なラケットの破損に繋がる可能性もあるのです。今回は、テニスシューズを忘れた際に取るべき賢い対処法と、代用のリスクについて実体験を交えて詳しく解説します。
現場で即実行!テニスシューズを忘れた時の3つのリカバリー術
忘れ物に気づいたら、まずは深呼吸をして以下のステップを確認しましょう。
1. 施設でのレンタルを最優先で確認する
民間のテニスクラブや市営のスポーツセンターであれば、レンタルシューズを用意しているケースが多々あります。特にヨネックスやアシックスといった定番メーカーのシューズを数百円で貸し出してくれるところもあります。まずは受付へ走りましょう。
2. 近隣のショップへ駆け込む
もし時間に余裕があるなら、近くのゼビオやスポーツデポなどの大型量販店で購入するのも手です。予備として一足安価なモデルを買っておけば、今後の「車載用予備」として活用できます。
3. 仲間に借りる(サイズが合えば)
一緒のコートでプレーする仲間に予備を持っていないか聞いてみましょう。テニス愛好家の中には、車に常に2足積んでいるという強者も意外といます。ただし、テニスソックスの厚みも考慮し、無理なサイズを履いて爪を痛めないよう注意してください。
なぜ「普通のスニーカー」でのプレーは危険なのか?
「ちょっと練習するだけだし、ニューバランスのウォーキングシューズでいいや」という考えは、実は非常に危険です。
- 足首の捻挫リスク: テニスは激しい左右の切り返し(サイドステップ)が連続するスポーツです。ランニングシューズは「前方向」の動きには強いですが、横方向の負荷には弱く、ソールがグニャリと曲がって足首をグキッとやってしまうリスクが極めて高いのです。
- コートへのダメージ: オムニコート(砂入り人工芝)では、ソールの溝が深い普通の靴だと砂を外へ掻き出してしまいます。また、ハードコートでは黒いゴム跡(マーク)が残ってしまい、施設側から損害賠償を請求されるケースもゼロではありません。
どうしても代用する場合の「最低条件」
もし、どうしてもその靴でコートに立つ必要がある場合は、ソールの裏を確認してください。
「Non-Marking(ノンマーキング)」の記載があるもの、あるいはソールが白や生ゴム色の体育館履きのようなタイプであれば、少なくともコートを汚すリスクは減らせます。ただし、激しいフットワークは封印し、手出しの球出し練習程度に留めるのがマナーです。
二度と忘れないための「仕組み化」の極意
人間、どれだけ気をつけていても忘れるときは忘れます。だからこそ「気合」ではなく「仕組み」で解決しましょう。
- シューズケースをバッグの外側に固定: カラビナを使って、ラケットバッグの持ち手にシューズケースをぶら下げておきます。これなら、バッグを持った瞬間に「重さと視覚」で忘れ物に気づけます。
- 古いシューズを車に常備: 新しいシューズに買い替えた際、古い一足を捨てずに袋に入れて車に積んでおきましょう。コンディションは多少落ちても、裸足やスニーカーでやるより100倍マシです。
- 玄関の「指差し確認」: ラケット、シューズ、テニスウェア、飲み物。この4点セットを玄関で声に出して確認するだけで、忘れ物の確率は激減します。
テニスは準備から始まっています。万が一忘れてしまった時は、この記事の対処法を思い出し、安全第一で判断してくださいね。
Would you like me to create a checklist of essential tennis gear to help prevent future forgotten items?


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