テニスを始めて数年、私が最も「足元の安心感」を実感したのがプリンスのシューズでした。テニスシューズ選びで「プリンス」という選択肢を検討しているあなたへ、実際にコートで履き潰してきた経験と、多くのプレイヤー仲間から聞いたリアルな評価を交えて、その魅力を深掘りします。
なぜベテラン勢ほど「プリンス」を指名買いするのか?
テニスショップの棚には多くのブランドが並んでいますが、プリンスのシューズには、一度履くと離れられなくなる「中毒性」に近いフィット感があります。
最大の魅力は、日本人の足を徹底的に研究したラスト(足型)にあります。欧米ブランドに多い「細身でシャープな作り」とは対照的に、プリンスのシューズは、甲高幅広な日本人の足をやさしく、かつ確実にホールドしてくれる感覚があるのです。私自身、他社のシューズで小指の外側が痛くなった時期がありましたが、プリンスに切り替えてからは、3時間を超えるタフな試合でも足のトラブルとは無縁になりました。
独自のテクノロジーがもたらす「疲労感の少なさ」
プリンスの評価を支える核となっているのが、独自のクッショニングシステムです。
- P-Springによる反発力:着地時の衝撃を吸収するだけでなく、次の一歩をスッと前へ出してくれるような推進力を感じます。
- 安定性の高さ:左右に激しく振られた際、シューズが捻じれずにしっかりとエッジが効く感覚。これは競技モデルのTOUR PRO Zシリーズで特に顕著です。
実際に履いてみると分かりますが、ハードコートでの「ドスン」という衝撃が、プリンスのソールを通すと「トン」という軽やかなものに変わります。この差が、翌日の足の疲れ具合に大きく響くのです。
【目的別】失敗しないモデル選びのガイド
プリンスのラインナップは非常に整理されています。自分のレベルと好みに合わせて選べば、まず失敗することはありません。
1. 勝ちにこだわる競技者へ:TOUR PRO Z
「もっと早く動きたい」「一歩の踏み出しを速くしたい」という方はこれ一択です。ホールド感が非常に強く、足とシューズが一体化する感覚を味わえます。正直、履き始めは少し硬く感じるかもしれませんが、数回使うと自分の足に馴染み、最強の武器に変わります。
2. 快適さと広さを求めるなら:WIDE LITE
「テニスシューズは窮屈で苦手」という概念を覆してくれるのがこのシリーズ。3Eや4E相当のワイド設計で、足先が自由に動く解放感があります。それでいて、踵周りのサポートはしっかりしているので、怪我のリスクも抑えられています。週末プレイヤーの強い味方です。
3. コストパフォーマンスを最優先:DPSシリーズ
「部活で毎日使うから、安くて良いものが欲しい」という学生さんや、テニススクールに通い始めたばかりの方に最適。基本性能をしっかり抑えつつ、1万円を切る価格帯で見つかることも多いため、非常に重宝します。
ユーザーのリアルな口コミ:ここが「買い」で、ここが「課題」
ネットの評価や周囲の評判をまとめると、以下のような声が目立ちます。
良い評価
- 「外反母趾気味でも痛くない。これ以外の選択肢が考えられない」
- 「クッションが厚めで、膝への負担が明らかに減った」
- 「デザインが派手すぎず、大人のウェアに合わせやすい」
気になる評価
- 「軽量モデルでも、超軽量特化ブランドに比べると少し重さを感じる」
- 「グリップが効きすぎるため、滑らせて止まりたい人には慣れが必要」
私個人の感想としては、この「適度な重み」こそが安定性の証だと感じています。軽すぎて不安になるよりも、しっかり地面を掴んでいる感触がある方が、自信を持って振れるからです。
まとめ:あなたの足を守り、パフォーマンスを引き出す一足
プリンスのテニスシューズは、派手な広告よりも「実際に履いた人の満足度」で長年愛されてきたブランドです。
- 足の幅が広くて合う靴が見つからない
- 試合後半になると足裏が疲れてしまう
- 怪我をしにくい、安定感のある靴が欲しい
もしこれらの一つでも当てはまるなら、ぜひ一度プリンスに足を入れてみてください。特にオムニ・クレー用のソールパターンは、日本の砂入り人工芝コートで絶妙なスライドとストップを約束してくれます。
あなたのテニスライフが、足元からより快適でエキサイティングなものになることを願っています。


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