「テニスを習いたい!」という我が子のキラキラした瞳に応えて、いざテニススクールへ。そんな時、親として最初にぶつかる壁が「ウェア選び」です。学校の体操服でもいいのか、それとも本格的なものを揃えるべきか、私も最初は随分と悩みました。
ジュニア選手の母としての実体験を交えながら、小学生がテニスを心から楽しみ、かつ試合でも困らないウェア選びの極意をお伝えします。
1. 体操服は卒業!専用ウェアが「上達」を加速させる理由
最初は「動ければ何でもいいのでは?」と思いがちですが、実はテニスウェアには明確な役割があります。
テニスは前後左右への激しいダッシュとストップを繰り返すスポーツです。綿100%のTシャツだと、汗を吸って重くなり、肌に張り付いて動きを邪魔してしまいます。真夏の炎天下での練習では、この「重さ」が子供の体力を奪う原因にもなるのです。
そこで選びたいのが、ポリエステル素材の吸汗速乾性に優れた一枚。驚くほど軽く、洗濯してもすぐに乾くので、週に何度も練習がある家庭の強い味方になってくれます。
2. 失敗しないアイテム選びのポイント
ポケットの有無が運命を分ける
特にボトムス選びで一番重要なのが「ポケット」です。テニスはサーブの際に予備のボールを保持しておく必要があります。ジュニア用のハーフパンツやテニススコートを選ぶ際は、必ず「テニスボールがしっかり入る深さのポケット」がついているか確認してください。これが意外と見落としがちな盲点です。
サイズ選びは「ジャスト」が正解
「すぐ大きくなるから」とオーバーサイズを選びたくなるのが親心ですが、テニスにおいてはNG。裾が長すぎると足に引っかかって転倒の原因になりますし、ダボついた袖はラケットの振り抜きを邪魔します。今、この瞬間の最高のパフォーマンスを引き出すために、身体にフィットするものを選んであげましょう。
3. 親御さんに支持される定番ブランドと活用術
実際にコートで見かける、機能性とデザインを両立したブランドをご紹介します。
- ヨネックス (YONEX)圧倒的な安心感。ジュニアサイズが非常に充実しており、これを着ていればまず間違いありません。
- バボラ (Babolat)少し大人びた、洗練されたデザインが魅力です。「形から入りたい」というお子さんのモチベーションをぐっと高めてくれます。
- アシックス (asics)生地が丈夫で、活発な小学生が毎日ガシガシ使ってもヘタれにくいのが特徴です。
- ユニクロ (UNIQLO)世界的なトッププロが着用していることもあり、子供たちにも人気。練習着としてコストパフォーマンスは最強です。
4. 試合に出るなら「公式ルール」を意識して
練習に慣れてくると「試合に出てみたい」という時期がやってきます。ここで注意したいのがJTA(日本テニス協会)の服装規定です。
公式戦では、大きなロゴが入ったTシャツや、メーカーロゴが規定以上のサイズのものは着用できない場合があります。「せっかく買ったのに試合で着られない!」という悲劇を避けるためにも、最初の一着は「JTA公認」のマークがついたゲームシャツを選んでおくと安心です。
5. 最後に:お気に入りの一着が最高のコーチになる
子供にとって、自分専用のカッコいい・可愛いウェアに袖を通す瞬間は、まるでヒーローに変身するような高揚感があります。「この服を着てコートに立ちたい!」というワクワク感こそが、テニスを長く続ける一番の秘訣かもしれません。
まずは機能性をしっかり押さえつつ、最後はお子さんと一緒に、一番のお気に入りを選んでみてください。その一着が、お子さんのテニスライフを鮮やかに彩ってくれるはずです。


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