夏のテニスコートは、まさに「灼熱の砂漠」です。照り返しの強いハードコートに立てば、体感温度は軽く40度を超えてきます。そんな過酷な環境で、最後まで集中力を切らさずにプレーできるかどうかは、実はラケットの性能以上に「ウェアの涼しさ」が鍵を握っています。
私が長年草トーナメントに参加してきた中で痛感したのは、綿混のTシャツや通気性の悪いウェアは「重り」でしかないということです。汗を吸って重くなったウェアは肌に張り付き、体温を奪うどころか熱を閉じ込めてしまいます。逆に、最新のテクノロジーを駆使したウェアを選べば、風が吹くたびに肌がひんやりとし、驚くほど体力が温存できるのです。
まず、絶対に外せないのがヨネックス ベリークールシリーズです。キシリトールを生地に配合するという魔法のような技術で、汗に反応して体感温度を約3度下げてくれます。実際に着用してコートに立つと、汗をかき始めた瞬間にスッと熱が引いていく感覚があり、一度体験すると他のウェアには戻れません。
また、トップスだけでなく冷感アンダーウェアをレイヤードするのも賢い選択です。一見、重ね着は暑そうに思えますが、実は直射日光を遮断し、汗を素早く吸い上げて蒸発させてくれるため、素肌でいるよりもずっと涼しく感じられます。
さらに、プロの試合でもよく見かけるアシックス ACTIBREEZEのような、背中や脇に特殊なメッシュ構造を採用したモデルも非常に優秀です。自分の動きに合わせてウェア内の空気が循環するので、常に新鮮な空気が肌をなでるような感覚でプレーに没頭できます。
コスパを重視したい方や、練習用に枚数を揃えたい方にはユニクロ エアリズムも定番ですが、テニス特有の激しい動きや大量の汗を考慮するなら、やはり競技専用ブランドのトップモデルに軍配が上がります。
ウェアの色選びも重要です。ついつい引き締まって見える黒を選びたくなりますが、夏の屋外なら断然、白やライトブルーなどの淡い色がおすすめ。熱の吸収率が全く違います。
「たかが服」と侮ることなかれ。最新の涼しいテニスウェアを味方につけて、今年の夏はライバルに「暑さ」ではなく「テニス」で競り勝ちましょう。
この記事で紹介したような冷感ウェアの具体的な洗濯方法や、より長持ちさせるお手入れ術についても詳しく解説しましょうか?


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