真夏のテニスコートは、まさに「天然のオーブン」です。上からはジリジリと直射日光が降り注ぎ、足元のハードコートからは強烈な照り返しが肌を焼きます。私もテニスに夢中になり始めた頃は、半袖・ショートパンツという軽装でプレーし、帰宅後に鏡を見ては真っ赤に腫れた腕や首筋に絶望したものです。
しかし、日焼けは単に見た目の問題だけではありません。激しい日焼けは体力を著しく消耗させ、翌日のパフォーマンスをガタ落ちさせます。「絶対に焼かない、かつ涼しく動ける」装備を整えることは、もはやテニスにおける立派な戦略の一つです。
今回は、私が何度も試行錯誤を繰り返してたどり着いた、最強の日焼け防止コーディネートとアイテムの選び方を徹底解説します。
1. 呼吸のしやすさが鍵!フェイス・ネックカバーの選び方
顔を紫外線から守るために必須なのがフェイスカバーですが、選び方を間違えると「息苦しくて全力で走れない」という本末転倒な事態に陥ります。
私が愛用しているのはヤケーヌのような、口元に開口部があるタイプです。これがあるだけで、呼吸がスムーズになるだけでなく、飲み物も装着したまま飲めるので、試合中の水分補給もスムーズになります。首の後ろまでしっかり覆える長さがあるかどうかも、うっかり日焼けを防ぐポイントです。
2. インナーは「UPF50+」と「冷感」をセットで考える
「長袖を着ると暑い」というイメージは、最新の機能性インナーを知れば一変します。
肌を露出するよりも、アンダーアーマー ヒートギアやヨネックス インナーのような、吸汗速乾と接触冷感に優れた長袖アンダーウェアを着る方が、実は汗が蒸発する際の気化熱で涼しく感じることが多いのです。選ぶ際は、紫外線遮蔽率を示す「UPF」が50+であることを必ず確認してください。
また、腕の自由度を優先したい場合はアームカバーを活用するのも手です。二の腕部分がズレ落ちてくるとプレーに集中できないため、滑り止めがついたスポーツ専用モデルを選びましょう。
3. 手の甲と足元の死角を潰す
テニスプレイヤーが最も「しまった!」となりやすいのが、手の甲と足首周りです。
ラケットを握る手の甲は常に太陽を向いています。私は指先がカットされたテニスグローブを愛用しています。これならグリップの感覚を損なわず、手の甲だけを鉄壁にガードできます。
足元については、スコートの下にUVカット レギンスを合わせるのが定番。最近はメッシュ素材を多用した蒸れにくいモデルも増えています。CW-Xなどのコンプレッション機能を備えたものを選べば、日焼け対策をしながら足の疲労軽減も狙えるので一石二鳥です。
4. 頭皮を守り、視界をクリアにする帽子選び
サンバイザーは頭頂部の熱を逃がしてくれるので涼しいですが、長時間プレーする場合は「頭皮の日焼け」が気になります。分け目が赤くなって後からヒリヒリした経験がある方も多いはず。
炎天下の練習では、通気性の良いメッシュ素材のアディダス テニスキャップなどがおすすめです。最近のキャップは驚くほど軽く、激しく動いても気になりません。
5. まとめ:万全な装備は「攻め」の姿勢
日焼け防止対策を万全にすることは、単なる防御ではありません。疲労を抑え、集中力を維持し、全力でボールを追い続けるための「攻め」の準備です。
お気に入りのウェアで日差しをシャットアウトし、アフターテニスの肌トラブルに怯えることなく、全力でテニスを楽しみましょう。
次は、あなたのプレイスタイルに合わせた具体的なコーディネート例を提案させていただきましょうか?


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