テニスコートに立つとき、皆さんは何を基準にウェアを選んでいますか?デザイン、価格、あるいは憧れのプロモデル。選択肢は無数にありますが、私が数十年テニスを続けてきた中で、最終的に行き着いた答えは「日本製」という選択でした。
かつては海外ブランドの派手なデザインに惹かれていた時期もありましたが、激しいフットワークの最中に肩が突っ張ったり、数回の洗濯で首元がヨレてしまったり。そんな不満を解消してくれたのが、日本の職人技が光る国産ウェアだったのです。今回は、一度着たら戻れなくなる日本製テニスウェアの真実を、実体験を交えてお伝えします。
なぜ「日本製」のテニスウェアは別格なのか?
日本製のウェアに袖を通した瞬間、まず驚くのはその立体的なフィット感です。欧米ブランドのウェアは、どうしても腕の長さや身幅が日本人の平均的な骨格とズレが生じがちですが、国産メーカーは私たちが最も動きやすい「ジャパンフィット」を熟知しています。
また、日本の夏は世界的に見ても過酷です。その湿気と戦うために開発された吸汗速乾技術や、強力なUVカット性能は、まさに日本の気候を熟知した国内ブランドならではの強み。激しいラリーの最中でも肌に張り付かず、常にサラリとした快適さが続くのは、単なる「布」ではなく「機能的なギア」としての信頼感があります。
信頼を置くべき日本製テニスウェアブランド
私が実際にコートで試し、その耐久性と機能性に惚れ込んだブランドをご紹介します。
1. ヨネックス(YONEX)
世界中のトッププレーヤーが愛用するヨネックス テニスウェアは、やはり外せません。特に上位モデルの「ベリークール」機能を搭載した日本製ウェアは、キシリトールの冷却効果で衣服内温度をマイナス3度低く保ってくれます。真夏のシングルスで息が上がる場面でも、このわずかな涼しさが集中力を支えてくれるのを実感しました。
2. エレッセ(ellesse)
ゴールドウイン社が手がけるエレッセ テニスウェアの日本企画モデルは、縫製の丁寧さが群を抜いています。脇下のカッティングが絶妙で、サーブを打つ際に裾がずり上がりにくいのが特徴です。エレガントなデザインが多く、試合後のクラブハウスでも気後れしません。
3. フィラ(FILA)
クラシックな雰囲気のフィラ テニスウェアも、日本企画のモデルは非常に質が高いです。厚手の生地でも通気性が良く、冬場のインドアコートでも蒸れを感じさせません。何度洗濯機に放り込んでも色あせや型崩れがほとんどないタフさには、いつも助けられています。
失敗しないための選び方:タグの「JTA」に注目
日本製ウェアを選ぶ際、一つだけチェックしてほしいのが「JTA(日本テニス協会)」の公認マークです。国内の公式大会に出場する場合、この規定を満たしたウェアである必要があります。せっかく質の良いウェアを買っても、試合で着られなければ宝の持ち腐れ。機能性だけでなく、ルールという面でも「国内仕様」の安心感は大きいのです。
最後に:一着のウェアがプレーを変える
「たかがウェア、されどウェア」です。日本製のウェアは、確かに安価なファストファッション系よりは初期投資がかかるかもしれません。しかし、その耐久性は驚くほど高く、結果としてコストパフォーマンスは非常に優れています。
何より、自分の体に完璧にフィットし、プレーの邪魔をしないウェアは、私たちのパフォーマンスを120%引き出してくれます。次の週末は、ぜひこだわりの日本製ウェアを纏ってコートに立ってみてください。一歩目の踏み出しやすさ、スイングの滑らかさが変わるはずです。
もし、具体的なサイズ感や、特定のモデルの透け感などが気になる場合は、いつでも聞いてくださいね。あなたのテニスライフがより快適になるよう、お手伝いします。


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