還暦を過ぎてもコートを走り回る時間は、私にとって何にも代えがたい宝物です。しかし、若い頃と同じ感覚でウェアを選ぼうとすると、鏡の前で「あれ?」と手が止まることが増えました。二の腕のたるみ、膝上のライン、そして何より翌日に残したくない徹底的な日焼け対策。
60代のテニスウェアは、単なるスポーツ用品ではありません。大人の品格を保ちつつ、身体のコンプレッション(機能性)を味方につけ、いかに「今の自分が一番素敵」と思えるかが鍵になります。今回は、週3回テニスを楽しむ私の実体験を交え、同世代の皆様へ向けた「失敗しないウェア選び」の決定版をお届けします。
1. 60代が意識すべき「清潔感」と「サイズ感」の黄金比
20代や30代のプレイヤーが着るような、タイトすぎるシルエットや短すぎるスコート。勇気を出して挑戦しても、プレー中の動きで裾が上がってきたり、お腹周りが気になって集中できなかったりしては本末転倒です。
私が行き着いた正解は、ジャストサイズより「わずかにゆとりのある」ライン。特にトップスは、肩幅は合わせつつもウエスト周りに少し遊びがあるものを選ぶと、サーブを打つ時の窮屈さが解消されます。色は白や紺、黒をベースに、顔まわりが明るく見えるパステルカラーやボタニカル柄を1点投入するのが、大人の女性らしい品格を醸し出すコツです。
2. 徹底ガード!「隠しているのに美しい」着こなし術
「日焼けはしたくない、でも重苦しいのは嫌」という切実な悩み。私はヤケーヌなどのフェイスカバーを愛用していますが、これがあるだけで首元のシワ対策と冷却効果が両立できます。
また、二の腕を隠すために半袖の下にアームカバーを別で着けると、境目が日焼けして「線」がついてしまうことも。最近の主流は、ヨネックスなどの冷感素材を使用した長袖インナーをアンダーウェアとして着込み、その上に半袖シャツを重ねるスタイルです。これなら激しい動きでもインナーがズレず、見た目もスマート。脚元も同様に、UVカット機能の高いレギンスとスコートを組み合わせることで、膝のサポーターも隠せて一石二鳥です。
3. 信頼できる「大人向けブランド」を味方につける
多くのウェアを試してきましたが、やはり60代の体型を綺麗に見せてくれるのは、パターン(型紙)がしっかりした老舗ブランドです。
例えばエレッセは、シルエットが非常に上品で、派手すぎない刺繍ロゴがテニスクラブの雰囲気にしっくり馴染みます。少し可愛らしさを取り入れたい日はフィラのチェック柄。トラッドな印象を与えてくれるので、仲間内からも「今日のウェア、素敵ね」と声をかけられることが多いです。
また、機能性を最優先するならプリンスやセントクリストファーも外せません。特にセントクリストファーは、素材の質感が柔らかく、長時間の試合でも肌へのストレスが少ないのが魅力です。
4. ウェア選びが変える「これからのテニスライフ」
正直なところ、昔に比べて身体は思うように動かないこともあります。でも、お気に入りのテニスウェアに袖を通す瞬間の高揚感は、何歳になっても変わりません。
自分に自信が持てるウェアは、自然と背筋を伸ばし、一歩前へ踏み出す勇気をくれます。「もう若くないから」と無難なジャージで済ませるのではなく、機能性とファッションを両立させた一着を選んでみてください。鏡に映る自分が少しだけ誇らしくなった時、あなたのテニスライフはもっと輝き始めるはずです。
この記事が、皆様の楽しいテニスライフの一助となれば幸いです。
次は、実際に私が使用して「これは膝の負担が楽になった!」と感じたサポート力のあるレギンスの比較記事を作成しましょうか?


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