「テニスもゴルフも趣味だけど、それぞれ専用のウェアを揃えるとお金がかかる……。これって兼用できないの?」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。私もテニス歴10年、ゴルフ歴5年のプレイヤーとして、かつてはクローゼットがそれぞれのスポーツウェアで溢れかえり、遠征のたびにパッキングに頭を悩ませていました。
結論から言えば、テニスウェアとゴルフウェアの兼用は可能です。しかし、そこにはゴルフ特有の「ドレスコード」という高いハードルが存在します。この記事では、私が実際に両方のフィールドでウェアを使い回してきた実体験をもとに、失敗しない選び方のコツと、自信を持っておすすめできるブランドをご紹介します。
テニスウェアとゴルフウェア、実はここが違う
一見するとどちらもスポーティーで爽やかな印象ですが、設計思想には明確な違いがあります。
テニスの機能:激しい動きと速乾性
テニスは前後左右への急激なストップ&ゴー、そして高い打点でのスマッシュなど、全身をフルに使う競技です。そのため、脇下のカッティングが工夫されていたり、驚くほどの軽量化が図られていたりします。また、ポケットは「テニスボールを収納し、激しく動いても落ちない」専用の設計になっています。
ゴルフの機能:マナーと回旋運動
ゴルフウェアにおいて最も重要なのは、名門コースでも恥をかかない「品格」です。襟付きであることはもちろん、シャツの裾をパンツに入れる(タックイン)ことが前提の着丈になっています。スイング時の「ねじれ」に対応するストレッチ性が重視されており、テニスほどの発汗量は想定されていないのが一般的です。
失敗しないための「兼用」の鉄則
私が数々の失敗を経てたどり着いた、両方の競技で100点満点の着こなしを実現するポイントは3つです。
1. トップスは必ず「襟付きポロシャツ」を選ぶ
テニスのTシャツ型ウェアをゴルフ場に着ていくのは、多くの場合マナー違反(ドレスコード接触)となります。逆に、ゴルフ用のポロシャツをテニスで着るのは全く問題ありません。兼用を考えるなら、ボタンダウンや立ち襟が綺麗なポロシャツを選ぶのが鉄則です。
2. ボトムスは「ベルト通し」の有無を確認
ゴルフではベルトの着用が義務付けられているコースがほとんどです。テニスの短パンはウエストがゴムや紐だけのものが多いですが、兼用するなら必ずベルト通しがあるタイプを選びましょう。最近ではデサント ゴルフパンツのように、テニスのフットワークにも耐えうる超ストレッチ素材のゴルフパンツも増えています。
3. 色使いは「派手すぎない」のが吉
テニスは蛍光色などの派手な色使いが好まれる傾向にありますが、保守的なゴルフ場では少し浮いてしまうことも。ネイビー、ホワイト、ベージュなどの定番色をベースにすると、どちらのシーンでも洗練された印象を与えられます。
私が愛用する「兼用OK」の神ブランド
実際に私がコートと芝生の上で使い倒し、「これはどちらでもいける!」と確信したブランドを挙げます。
アディダス(adidas)
スポーツブランドの王道ですが、テニスとゴルフの両方に力を入れているため、共通のデザイン言語が多いのが魅力です。アディダス ゴルフウェアのポロシャツは吸汗速乾性に優れ、真夏のテニスでもベタつきません。
ラコステ(LACOSTE)
もともとテニスプレーヤーが作ったブランドですが、今やゴルフウェアとしても定番。その上品な佇まいは、格式高いゴルフ場のクラブハウスでも一目置かれます。ラコステ ポロシャツは、まさに兼用のためのマスターピースと言えるでしょう。
ユニクロ(UNIQLO)
「安かろう悪かろう」は過去の話。ロジャー・フェデラーやアダム・スコットといったトッププロが着用していることで証明されている通り、ユニクロ ドライEXシリーズの機能性は驚異的です。シンプルゆえに、どちらの競技でも違和感なく馴染みます。
まとめ:スマートな兼用でスポーツライフを豊かに
テニスウェアをゴルフで代用する際は「襟」と「ベルト」にさえ気をつければ、周囲の目を気にすることなくプレーに集中できます。逆に、ゴルフウェアをテニスで使う際は、動きやすさを重視して少しゆとりのあるサイズ感を選ぶのがコツです。
賢くウェアを兼用して、浮いた予算で新しいテニスラケットやゴルフドライバーを手に入れ、さらに充実したスポーツライフを楽しみましょう。
次は、実際に私が試して最も動きやすかった兼用シューズの選び方について解説しましょうか?


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