ついに登場したasics magic speed 4。多くのランナーが「これはもはやメタスピードの練習用という枠を超えているのではないか」とざわついた一足です。実際に私も100kmほど走り込み、インターバル走から20kmのビルドアップまで試しましたが、その進化は予想を遥かに超えるものでした。
圧倒的な加速感を生む「FF BLAST TURBO」の恩恵
asics magic speed 4を履いて最初に驚くのは、前作までの「硬さ」が「弾力」へと劇的に変化したことです。ミッドソールに搭載された上位素材、FF BLAST TURBOが絶妙な位置に配置されており、着地した瞬間に沈み込み、すぐさま強烈な反発となって跳ね返ってきます。
フルレングスのカーボンプレートとの相性も抜群で、キロ4分を切るようなスピードレンジでも、足が勝手に前へ回されるような感覚。それでいて、前作asics magic speed 3よりもクッションの厚みが増しているため、後半に足が売り切れる不安が大きく軽減されています。
前作(MAGIC SPEED 3)からの進化と違い
正直、asics magic speed 3も完成度の高い名作でした。しかし、今作asics magic speed 4と比較すると、以下の3点が明確に違います。
- クッションのボリューム感: 見た目からして厚みが増していますが、履き心地もよりソフトかつパワフルになりました。
- 安定性の向上: ソールの接地面積が微調整されており、コーナーでのグラつきが抑えられています。
- 推進力の質: プレートのしなりだけでなく、フォーム材の復元力が加わったことで、より「楽にスピードが出る」感覚です。
ターゲットは「サブ3〜3.5」を目指す全てのランナー
このシューズを最もおすすめしたいのは、フルマラソンでサブ3.5からサブ3を狙うランナーです。
- ポイント練習用として: 上位モデルのasics metaspeed skyやasics metaspeed edgeをレースで使う方の、最強のトレーニングパートナーになります。
- レース用として: 3万円近いフラッグシップモデルに手が出しにくい方でも、asics magic speed 4なら一線級のパフォーマンスをこの価格帯で手に入れることができます。
実際に走ってみて感じたのは、ピッチを上げる走り方よりも、ややストライドを伸ばしていく走り方の方が、このシューズの恩恵を最大限に受けられるということです。
まとめ:もう「練習用」とは呼ばせない
asics magic speed 4は、単なるコストパフォーマンスに優れたシューズではありません。日々の練習の質を一段階引き上げ、本番で自己ベストを更新するための「勝負靴」としての実力を十分に備えています。
足を入れた瞬間に感じるワクワク感。そして走り出した時の驚き。もしあなたが今、記録の壁にぶつかっているのなら、この一足がその壁を打ち破るきっかけになるかもしれません。
次は、あなたの足の形に合わせたサイズ選びのアドバイスや、おすすめのシューレースの結び方についてもご紹介しましょうか?


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