アシックスのラインナップの中でも、履くだけで気分が上がる「バウンス系シューズ」の代名詞といえばノバブラストシリーズですよね。最新作のasics novablast 5がついに登場しました。
前作の4も完成度の高い一足でしたが、今作は単なるアップデートに留まらない、ミッドソール素材の刷新という大きな変化を遂げています。実際に数キロのジョギングからペースを上げたビルドアップ走まで試してきたので、そのリアルな体感を余すことなくお伝えします。
まるでトランポリン!FF BLAST MAXがもたらす異次元の弾み
asics novablast 5に足を入れた瞬間、まず驚いたのは接地感の柔らかさと、それに相反するような「押し返してくる力」の強さです。今作から採用された「FF BLAST MAX」は、これまでの素材よりもさらにエネルギーリターンが向上しているのを肌で感じます。
ゆっくり走っている時は厚底特有の沈み込みで足を優しく守ってくれますが、キロ5分を切るあたりから、ソールの幾何学構造がバネのように機能し始めます。踵から中足部にかけて着地すると、勝手に足が前に転がり出るような感覚。まさに「走るのが楽しくなる」という表現がぴったりな仕上がりです。
前作NOVABLAST 4から何が変わったのか?
多くのランナーが気になるのは、asics novablast 4から買い替える価値があるかという点でしょう。結論から言えば、より「エネルギッシュな走り」を求めるなら迷わず5をおすすめします。
- 反発性の強化:v4よりも反発のレスポンスが速くなり、もたつきが軽減されました。
- アッパーのフィット感:エンジニアードメッシュがより足に吸い付くような感覚になり、高速走行時のブレが少なくなっています。
- 安定性の進化:ソール幅が微調整されており、厚底特有のグラつきが抑えられ、着地時の安心感が増しています。
実際のサイズ感と選び方のコツ
asics novablast 5のサイズ感は、いつものアシックス基準で選んで概ね問題ありません。私はasics gel-kayano 31と同じサイズでジャストでした。
ただし、中足部のホールド感がややタイトに設計されているため、幅広の方は「ワイドモデル」を選択肢に入れるのが正解です。指先には適度な遊びがありつつも、甲周りはしっかり固定されるため、長距離を走っても靴の中で足が動くストレスはありませんでした。
このシューズはどんなランナーに最適か
実際に走り込んでみて、asics novablast 5が最も輝くのは以下のようなシーンだと確信しました。
- 初心者ランナー:膝への負担を減らしつつ、走る楽しさを実感したい最初の1足に。
- シリアスランナー:レース翌日の疲労抜きジョグや、足への刺激を変えたい時のトレーニング用として。
- ファンランナー:タイムに拘らず、弾む感覚を楽しみながら街を駆け抜けたい方に。
逆に、地面をダイレクトに蹴る感覚を重視する方や、超軽量なレーシングモデルを求める方には少し過保護に感じるかもしれません。しかし、多くのランナーにとって、この「楽に、楽しく、速く」走れるバランスは唯一無二の武器になるはずです。
まとめ:走る喜びを再確認させてくれる一足
asics novablast 5は、近年の厚底ブームの中でも「楽しさ」というベクトルにおいてトップクラスの完成度を誇ります。ただクッションがあるだけでなく、自らの脚力が拡張されたかのような弾む感覚は、一度味わうと病みつきになります。
日々のランニングがマンネリ化している方や、足に優しいのにスピードも出せる万能な1足を探している方は、ぜひこの新しいバウンス感を体感してみてください。玄関でasics novablast 5に足を入れるのが、きっと毎日楽しみになるはずです。


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