「アシックスの靴って、日本人の足に合うっていうけど本当?」ネットでポチる直前、私はいつもこの不安に襲われていました。結論から言うと、アシックスは「世界で最も日本人の足を知り尽くしたブランド」ですが、選び方を一歩間違えると、あの絶妙なフィット感が牙を剥いて「ただのきつい靴」に変わってしまいます。
数多くのランニングシューズやスニーカーを履き潰してきた私の経験から、後悔しないためのサイズ選びの極意をお伝えします。
アシックスのサイズ感は「標準〜ややタイト」が基本
アシックスの最大の特徴は、カカトから土踏まずにかけての圧倒的なホールド感です。足が靴の中で遊ばない設計になっているため、初めて履く方は「あれ、少し小さい?」と感じるかもしれません。特に、スポーツブランドの中でも指先の自由度とカカトの固定力を両立させる設計思想が強いため、普段履いているナイキやアディダスと同じ感覚で選ぶと、窮屈に感じることがあります。
実際に履いて分かった!モデル別サイズ感レビュー
アシックスには、用途に合わせて大きく2つのカテゴリーがあります。
1. ランニングシューズ系
長距離を走るためのゲルカヤノやゲルニンバスは、走っている最中の足の膨張(むくみ)を考慮する必要があります。私は実寸+0.5cmから1.0cmアップを推奨します。特にゲルカヤノはサポート力が強いため、ジャストサイズすぎると爪先が死んでしまう(黒爪になる)リスクがあるからです。
2. ライフスタイル系(スニーカー)
最近のトレンドであるGEL-NYCやGT-2160、定番のゲルライト3は、ファッション性を重視しつつも、中身はガチのスポーツテクノロジーが詰まっています。ゲルライト3はベロが二つに分かれたスプリットタン構造で脱ぎ履きは楽ですが、全体的にスマートなシルエットなので、幅広の方はハーフサイズアップが安牌です。
「幅広・甲高」ならウィズ(足幅)選択が救世主になる
アシックスが神ブランドと言われる所以は、サイズ(長さ)だけでなく「幅」を選べる点にあります。
- STANDARD(標準):一般的な足幅の方。
- WIDE(ワイド):親指や小指の付け根が当たりやすい方。
- EXTRA WIDE(スーパーワイド):圧倒的な解放感を求める方。
他ブランドで「幅が狭いから」という理由でサイズを上げている人は、アシックスならサイズは変えずに「WIDE」モデルを選ぶだけで、魔法のようにフィット感が改善します。
失敗しないための最終チェックリスト
ネット購入で失敗しないために、以下の3点は必ず意識してください。
- 夕方に計測する:足は一日で最も大きくなる夕方の状態に合わせてください。
- 厚手の靴下を考慮する:冬用のソックスやスポーツソックスを履くなら、その分ゆとりが必要です。
- Nikeとの比較:個人的な体感ですが、エアマックス系で27.5cmを履いている私は、アシックスのGEL-NYCなら27.5cmでジャスト、ゲルカヤノなら28.0cmを選んでいます。
アシックスの魅力は、一度自分の「マイサイズ」を見つけてしまえば、これほどまでに心強い相棒はいないという安定感にあります。あなたの足が、最高の相棒に出会えることを願っています。
次は、あなたが気になっている具体的なモデル名を教えていただければ、より詳細なフィッティングのアドバイスをすることも可能です。


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