「まるでトランポリンの上を走っているみたい」——そんな噂を耳にして asics ノヴァブラスト4 を手に入れたのは、フルマラソンのサブ4達成に向けて膝の負担を減らしたいと考えていた頃でした。
実際に履いてみると、これまでのランニングシューズの概念が覆されるような感覚に驚かされました。今回は、巷で「神シューズ」と名高い asics ノヴァブラスト4 を履き込み、数百キロ走破して分かったリアルな体験談を交えてお届けします。
期待を裏切らない「バウンス感」の秘密
初めて asics ノヴァブラスト4 に足を入れた瞬間、まず感じたのは「かかとの圧倒的なボリューム感」です。ミッドソールに採用された「FF BLAST PLUS ECO」が、一歩踏み出すたびにグニュッとした柔らかさと、パンッとはじき返されるような反発力を同時に生み出します。
前作の asics ノヴァブラスト3 と比較しても、接地した時の安定感が格段に増しているのが分かります。以前のモデルは少し「グラつき」を感じる場面もありましたが、今作ではソールの幅が広がり、疲れてフォームが崩れがちな後半でも、しっかりと地面を捉えてくれました。
サイズ感とフィット感:選ぶ際の注意点
私は普段 asics のシューズを26.5cmで履いていますが、asics ノヴァブラスト4 も同じサイズでジャストでした。エンジニアードウーブンアッパーという素材が採用されており、足当たりが非常にソフト。それでいて、スピードを上げても足が靴の中で遊ぶことはありません。
ただ、甲高の方や幅広の方は「ワイドモデル」を検討しても良いかもしれません。シュータン(ベロの部分)が翼のような構造になっていて、一体感が強い分、タイトに感じる瞬間があるからです。
メリット:なぜ「2足目」に選ばれるのか
asics ノヴァブラスト4 の最大のメリットは、その「汎用性の高さ」にあります。
- ジョギングが楽しくなる: 疲労抜きのためのゆっくりしたペースでも、勝手に足が前に出る感覚があります。
- 膝に優しい: 厚底ならではのクッションが衝撃を吸収してくれるため、翌日の足の残りが明らかに違います。
- デザイン性: 街履きとしても違和感のないスタイリッシュなフォルムは、ジム通いにも最適です。
逆にデメリットを挙げるなら、カーボンプレートが入っていないため、キロ3分台の超高速域では少し「重さ」や「レスポンスの遅れ」を感じるかもしれません。しかし、キロ5分〜7分前後のランナーにとっては、これ以上心強い味方はいないでしょう。
他のモデルと迷っている方へ
もしあなたが「とにかく怪我をしたくない、安定性を極めたい」なら asics ゲルカヤノ を選ぶべきです。一方で、「走る楽しさを味わいたい」「弾む感覚でタイムを縮めたい」なら、迷わず asics ノヴァブラスト4 を推します。
総評:走る喜びを再確認させてくれる1足
asics ノヴァブラスト4 は、単なる道具ではなく、走ることを「遊び」に変えてくれるシューズです。週末のロングランが苦行から楽しみに変わり、気付けば走行距離が伸びている。そんな体験をしたい方は、ぜひ一度この「弾む魔法」を体感してみてください。


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