テニスを始めようと思った時、最初に突き当たる壁が「ラケット代、高くない……?」という問題です。スポーツショップに並ぶ最新モデルは3万円超えが当たり前。正直、趣味として続くかわからない段階で出すには勇気がいる金額ですよね。
しかし、安さだけで選ぶと「安物買いの銭失い」になるのがテニス業界の怖いところ。今回は、私が過去に5,000円のレジャー用ラケットで肘を痛めた苦い経験をベースに、賢く、安く、それでいて上達を早めてくれる「本物」の探し方を伝授します。
知らずに買うと後悔する!「安すぎるラケット」3つの罠
Amazonなどで「テニスラケット 初心者」と検索すると、数千円のセット商品がヒットします。これらに飛びつく前に、以下のリスクを知っておいてください。
- アルミ製ラケットの衝撃: 5,000円前後のラケットの多くはアルミ製です。私が学生時代にこれを使った時は、ボールを打つたびに「ビーン!」という凄まじい振動が手首と肘を直撃しました。1ヶ月後には軽いテニス肘になり、結局買い直す羽目になりました。
- ガット張り替え不可の悲劇: 安価なモデルはフレームの強度が足りず、ガットが切れても張り替えができない「使い捨て」構造のものが多いです。
- 上達の壁: レジャー用は異常に軽すぎるため、相手の力強いボールにラケットが弾き飛ばされます。その結果、力んで打つ変な癖がついてしまい、上達が数ヶ月遅れることになります。
賢い人はこう買う!予算1.5万円〜2万円で「本物」を手に入れる方法
「安くて良いもの」を手に入れるには、新品の最新モデルにこだわらないことが鉄則です。
1. 【最強の節約術】型落ち(前モデル)を狙う
テニスラケットは通常2年周期でモデルチェンジします。2026年現在、最新モデルが出た直後のYONEX VCOREやBabolat PURE DRIVEの旧モデルは、性能がほとんど変わらないのに価格が40%〜50%オフになることがあります。これは「賢い買い物」の代名詞です。
2. 海外正規品(並行輸入)を活用する
国内の正規代理店を通さない「並行輸入品」は、スペックは同じながら流通コストが抑えられているため安価です。ショップ独自の保証がついているケースも多いので、信頼できる大手ショップ経由なら有力な選択肢になります。
3. 中古ラケットの「メルカリ」活用術
メルカリには「買ったけど3回で辞めた」という極美品が溢れています。
- 私の失敗談: 以前、安さにつられてメルカリで古いモデルを買いましたが、グロメット(ガットを通す穴のパーツ)が劣化して割れていました。結局、修理代で高くついたことがあります。
- チェックポイント: 発売から3年以内のモデルであること、フレームにヒビ(クラック)がないことを必ず確認しましょう。
【2026年最新】コスパ最強!おすすめラケット
安さと性能のバランスが取れた、今買うべきモデルを厳選しました。
- YONEX EZONE 100SL: 圧倒的なパワーと柔らかい打球感。型落ちを狙えば2万円を切ることもあり、初心者が最も失敗しない選択肢です。
- Babolat PURE DRIVE TEAM: 世界で一番売れているシリーズ。流通量が多いため、中古市場でも状態の良いものが安く見つかりやすいのがメリットです。
- Wilson ULTRA 100L: ボレーがしやすく、スクールに通い始める方に最適。Amazonのセール対象になりやすいモデルです。
- DUNLOP CX 400: 比較的価格が安定しており、コントロール性能が高いので、しっかり振り抜きたい初心者に向いています。
初心者が「安い」を基準に選ぶ時のスペック目安表
迷ったら、以下の基準を満たしているかチェックしてください。
| 項目 | 推奨スペック | 理由(実体験から) |
| 素材 | カーボン(グラファイト) | アルミ製は振動で体を壊します。カーボン一択です。 |
| 重さ | 270g〜290g | 300g以上は初心者には重すぎ、260g以下は打ち負けます。 |
| 面の大きさ | 100〜105インチ | スイートスポットが広く、多少芯を外しても返ってくれます。 |
まとめ:まずは1本、賢く安く手に入れよう
テニスを始めるのに、最初から3万円以上かける必要はありません。しかし、自分の体と上達を守るために、最低限「カーボン製のメーカー品」であることは譲らないでください。
スクールのレンタルラケットでいくつか試打し、自分に合うシリーズの「1世代前のモデル」を探す。これが、2026年において最も賢くテニスを始める方法です。
まずは予算1.5万円を基準に、テニスラケット ヨネックスやテニスラケット バボラのセール品からチェックしてみましょう。


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