「アシックスのシューズは日本人の足に合う」とよく耳にしますが、いざ選ぼうとするとモデルの多さや横幅(ワイズ)のバリエーションに迷ってしまうものです。私もかつて、デザインだけで選んでしまい、数キロ走っただけで足の小指が痛くなって後悔した経験があります。
実は、アシックスの真価を引き出すには「足長」だけでなく「足囲(ワイズ)」を正しく理解することが不可欠です。この記事では、私の実体験に基づき、失敗しないためのサイズ選びの決定版をお届けします。
なぜアシックスのサイズ選びは「ワイズ」が命なのか
多くのブランドが「26.5cm」といった縦の長さだけで展開する中、アシックスは「スリム」「スタンダード」「ワイド」「エクストラワイド」という4段階の幅を展開しています。
私は以前、標準的な足幅だと思い込み、大人気のGEL-KAYANO 31のスタンダードを購入しました。しかし、実際に履き続けるとアーチのフィット感が甘く、結果的にワンサイズ下げてワイドを選ぶのが正解だったと気づきました。自分の足が「幅広」なのか「甲高」なのかを知るだけで、シューズとの一体感は劇的に変わります。
失敗しないための3ステップ計測法
オンラインで購入する場合でも、以下の3点は必ずチェックしてください。
- 実寸+0.5〜1.0cmの余裕: つま先に捨て寸がないと、下り坂で爪を痛めます。
- 夕方の計測: 足は1日でむくみます。最も大きくなる午後に合わせるのが鉄則です。
- ソックスとの相性: アシックス ランニングソックスのような厚手の靴下を履くなら、その状態でのフィット感がすべてです。
モデル別:実際に履いてわかったサイズ感の傾向
モデルによってラスト(木型)が異なるため、同じサイズ表記でも感覚は別物です。
1. 安定感抜群のロングセラー
GT-2000 13は、非常にオーソドックスな作りです。初心者の方は、まずこのモデルの「スタンダード」を基準にすると、自分の足が他モデルでどう変化すべきかが見えてきます。
2. 異次元のクッション性を求めるなら
GEL-NIMBUS 26は、アッパーが柔らかく包み込むような質感です。ホールド感が強いため、幅広自覚がある方は迷わず「ワイド」を選択することをおすすめします。
3. スピードを追求するエリートモデル
METASPEED SKY PARISなどのカーボンプレート搭載モデルは、競技特性上、かなりタイトな作りです。普段より0.5cm上げないと、足の甲が圧迫される可能性があります。
結論:迷ったら「足幅」を疑ってみる
もし今、履いているシューズに違和感があるなら、それはサイズ(長さ)ではなく幅が合っていないサインかもしれません。アシックスは、日本人の多様な足型に寄り添ってくれる稀有なブランドです。
自分の足を正しく知り、最適な一足を見つけることで、ランニングやウォーキングの楽しさは何倍にも膨らみます。まずは自分の足囲をメジャーで測ることから始めてみませんか?


コメント