アシックスの由来はラテン語の名言にあり!社名の意味と創業者がオニツカに込めたスポーツへの熱い想いとは

未分類

asics(アシックス)のシューズを履くと、なんだか背筋が伸びる気がする」——。スポーツを楽しむ人なら、一度はそんな感覚を覚えたことがあるのではないでしょうか。日本が世界に誇るこのブランド、実はその名前の裏側に、戦後復興の祈りとも言える深い哲学が隠されています。

今回は、単なるブランド名の由来に留まらず、なぜasicsがこれほどまでにアスリートの心に寄り添い続けているのか、その魂のルーツを紐解きます。


衝撃の事実!「ASICS」はラテン語の頭文字だった

多くの人が「英語かな?」と思いがちなasicsという名前。実はこれ、古代ローマの風刺詩人ユベナリスが残した言葉をベースにした造語なのです。

原文は 「Anima Sana in Corpore Sano(アニマ・サナ・イン・コルポレ・サノ)」

直訳すれば、「健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ」という意味になります。私たちがよく知る「健全な精神は健全な肉体に宿る」という格言のルーツですが、創業者の鬼塚喜八郎氏はこの言葉に救われ、そしてブランドの命を吹き込みました。

実は、元々のラテン語は「Mens Sana(知性)」だったのですが、鬼塚氏はより生命の根源的な響きを持つ「Anima(精神・心)」という言葉を選びました。この一文字へのこだわりこそが、単なる靴メーカーではなく「人を育てる」ブランドとしての誇りを感じさせます。


始まりは「オニツカタイガー」から。戦後、青少年の未来を憂いて

今でこそスタイリッシュなファッションアイコンとしても愛される「onitsuka tiger(オニツカタイガー)」ですが、その誕生背景は泥臭くも熱いものでした。

終戦直後の日本。焼け野原の中で希望を失いかけていた若者たちを見て、鬼塚氏は「スポーツを通じて、青少年に生きる希望を与えたい」と一念発起します。当時のスポーツシューズはまだ性能が低く、選手たちは怪我に泣かされていました。

「誰よりも速く、誰よりも安全に走れる靴を」。その情熱が、後に世界を驚かせるasicsのテクノロジーへと繋がっていきます。1977年、株式会社オニツカ、ジィティオ、ジェレンクの3社が合併し、名実ともに「asics」という社名が誕生したのです。


実際に履いて感じる「Sound Mind, Sound Body」の精神

私自身、マラソン大会でasicskayanoシリーズを愛用していますが、42.195kmという過酷な道のりの中で感じるのは、圧倒的な「安心感」です。

足裏を優しく、かつ力強く支えてくれる感覚は、まさに「身体をケアすることで、心にゆとりを生む」というブランド哲学の具現化に他なりません。足が痛くないから、前を向ける。前を向けるから、心が折れない。この循環こそが、彼らが掲げる「Sound Mind, Sound Body」の正体なのだと肌で実感します。

単に速く走るための道具ではなく、自分の限界に挑戦するパートナー。そんな信頼を寄せられるのは、名前に込められた「祈り」が製品の隅々にまで浸透しているからかもしれません。


まとめ:あなたの足元にあるのは「祈り」の結晶

asicsの由来を知ることは、単なる豆知識を得ることではありません。それは、戦後の日本を支え、今なお世界中の人々の心と体の健康を願う「創業の志」に触れる体験です。

次にあなたがasicsのシューズに足を通すとき、その5文字に込められたラテン語の響きを思い出してみてください。きっと、いつものランニングやウォーキングが、少しだけ特別なものに変わるはずです。

もし、今の自分に少し自信が持てなかったり、新しい一歩を踏み出したいと感じているなら、asicsのシューズを選んでみてはいかがでしょうか。「健全な身体に、健全な精神を」。その力強いメッセージが、あなたの背中を優しく押してくれるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました