週5日の部活動、土のグラウンドでの激しい練習、そして週末の試合。そんなタフな環境で戦うプレーヤーにとって、サッカースパイク選びは死活問題です。「足に馴染む柔らかさは欲しいけれど、すぐにボロボロになるのは困る」……そんな贅沢な悩みに、これ以上ない解を出したのがasics ds light proです。
今回、実際にピッチで履き込み、前作からの進化や気になる履き心地を徹底的に解剖しました。
手に取った瞬間にわかる「もっちり感」の正体
箱からasics ds light proを取り出してまず驚いたのが、前足部に採用されたカンガルーレザーの質感です。今作ではあえてステッチ(縫い目)を入れる仕様に変更されましたが、これが大正解。指先に吸い付くような「もっちり」とした感触がありながら、横ブレを防ぐ確かなホールド感があります。
実際にボールを蹴ってみると、トラップの瞬間に衝撃がスッと吸収される感覚があり、自分の足が一段階器用になったような錯覚さえ覚えます。
「走る・止まる」が苦にならない、かかとの魔法
多くのプレーヤーがasics ds light proを選ぶ最大の理由は、かかと部分に搭載された「fuzeGEL」でしょう。
硬い土のグラウンドで1時間も練習していると、足裏や膝にじんわりと疲れが溜まってくるもの。しかし、このモデルは着地の衝撃をマイルドに逃がしてくれます。前作よりも増量されたというクッション材のおかげで、練習終わりの「足のダルさ」が明らかに軽減されました。また、かかと内側の起毛素材がソックスをガッチリ掴んでくれるため、全力ダッシュでもカカトが浮く不安は一切ありません。
経済的で嬉しい「減らないソール」
部活生にとっての天敵は、ソールの摩耗です。奮発して買ったスパイクのポイントが1ヶ月で丸くなるのは悲しいですよね。
asics ds light proのソールには、一般的なウレタンよりも約2倍の耐摩耗性を誇る素材が使われています。実際に2週間、土のグラウンドで毎日使用しましたが、エッジがしっかりと残っているのには驚かされました。これなら親御さんも「また買い替え?」と溜息をつかずに済むかもしれません。
迷っている方へ:サイズ選びのアドバイス
asics ds light proは、日本人の足を研究し尽くした「スタンダード」なラストを採用していますが、今作は指周りの窮屈さが解消され、より開放的なフィッティングになっています。
- スリムな足の方: asics ds light pro narrow
- 一般的な足の方: asics ds light pro standard
- 幅広・甲高の方: asics ds light pro wide
このように3つの足幅から選べるのがアシックスの強みです。実店舗で試着するのが一番ですが、普段履いているスニーカーと同じサイズか、0.5cm下げたくらいがジャストフィットしやすい印象です。
結論:部活生にとって「裏切らない一足」
派手な宣伝文句よりも、確かな実用性。
asics ds light proは、派手さこそ控えめですが、履き続けるほどにその「誠実さ」が伝わってくるスパイクです。
「本気で上を目指したい。でも足への優しさも、長く使えるタフさも妥協したくない」
そんなあなたの足元を支えるパートナーとして、これ以上の選択肢はないと言っても過言ではありません。
次は、このスパイクにぴったりの「ソックスの組み合わせ」についても詳しくお伝えしましょうか?


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