テニスラケットの元グリップ剥がし方完全ガイド|ベタベタ・ボロボロを綺麗に除去する裏技と体験談

未分類

「久しぶりにテニスをしようとバッグからラケットを出したら、グリップが真っ黒でベタベタ…」

「剥がそうとしたら、劣化したスポンジが下地にこびりついて絶望した」

そんな経験はありませんか?実は、テニスラケットの「元グリップ(リプレイスメントグリップ)」の交換は、多くのプレイヤーがぶち当たる最初の壁です。

放置しすぎたグリップは、ただ引っ張るだけでは綺麗に剥がれません。無理に剥がそうとして、ラケットの大切な下地(ウレタン成型体)をボロボロにしてしまう失敗もよく聞きます。

今回は、私が実際に数々の「放置ラケット」を蘇らせてきた経験をもとに、素人でも15分で新品同様の仕上がりになる、正しい元グリップの剥がし方とベタベタ除去の極意を伝授します。


1. 準備するもの:効率を左右する「3種の神器」

まずは道具を揃えましょう。これがあるだけで、作業効率が10倍変わります。

  • 新しいリプレイスメントグリップお好みのテニス リプレイスメントグリップを用意してください。
  • 無水エタノール(またはシール剥がし)ベタベタの正体である加水分解した樹脂を溶かすために必須です。無水エタノールがあると、後の清掃が劇的に楽になります。
  • スクレーパー(または使わなくなったプラスチックの定規)こびりついたスポンジをこそぎ落とすために使います。
  • ラジオペンチエンドキャップに打ち込まれている「ステープル(ホッチキスの針)」を抜くために使用します。

2. 【実践】元グリップを剥がす4ステップ

Step 1:ステープルを慎重に抜く

まずはグリップの巻き終わり(エンドキャップ付近)を固定しているステープルを探します。ここをラジオペンチで掴み、垂直に引き抜きます。この時、エンドキャップのプラスチックを傷つけないよう、テコの原理を使う際は当て布をすると安心です。

Step 2:斜め方向に「ゆっくり」剥がす

いきなり力任せに引っ張るのは厳禁です。劣化したスポンジが下地のウレタンに強く固着している場合、一気に剥がすとウレタンまで一緒に剥がれてしまい、グリップの角(エッジ)が丸くなってしまいます。

**「斜め下に向かって、下地をなだめるように」**少しずつ指で押さえながら剥がしていくのがコツです。

Step 3:【難関】残ったベタベタとスポンジの除去

大抵の場合、ここが一番の苦労ポイントです。下地に残った黒いスポンジのカスを指でこすると、摩擦熱でさらにベタベタが広がり、指も痛くなります。

ここで無水エタノールの出番です。キッチンペーパー等にたっぷり染み込ませ、ベタついた部分をパックするように数分置きます。その後、スクレーパーや定規で軽くこすると、驚くほどスルスルとカスが剥がれ落ちていきます。

Step 4:仕上げの脱脂

新しいグリップを貼る前に、再度エタノールで拭き取り、下地の油分を完全に飛ばします。これを怠ると、新しいグリップの裏面テープがうまく貼り付かず、プレー中にズレる原因になります。


3. 失敗から学んだ「やってはいけない」注意点

私の苦い経験から、皆さんにこれだけは伝えたいことがあります。

  • カッターで削りすぎないこと「取れないからカッターで削っちゃえ」とやると、八角形の下地がボコボコになります。テニスは繊細な指先の感覚が重要です。角が丸くなったラケットは、面安定性が損なわれたように感じてしまいます。
  • シール剥がし剤の「溶剤」に注意強力すぎるシール剥がしは、エンドキャップのプラスチックやフレームの塗装を溶かすことがあります。必ず目立たない場所で試してから使いましょう。

4. そもそも交換時期はいつ?

「元グリップっていつ替えるの?」という質問をよく受けますが、私は**「1年に1回」、または「オーバーグリップを替えても握り心地がフカフカしない時」**と答えています。

劣化した元グリップは衝撃吸収性が落ちており、肘や手首(テニス肘)への負担を増大させます。何より、剥がすのが大変になるほど劣化させる前に替えるのが、メンテナンスとして一番賢い選択です。


まとめ:綺麗な下地こそが最高のプレーへの第一歩

元グリップを剥がして下地をピカピカにすると、不思議と新しいラケットを手に入れた時のような高揚感があります。角がしっかり立ったグリップは、握った瞬間に「面の向き」が正確に伝わってくるはずです。

少しの手間と道具で、あなたのラケットは確実に蘇ります。ぜひ次の週末、バッグの中のラケットをチェックしてみてください。

次は、新しいグリップを「プロ級の仕上がり」で巻くコツについて、具体的なテンションの掛け方を解説しましょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました