「今日、久しぶりに集まるメンバーでテニスをすることになった」「子供が急にテニスをやりたいと言い出した」――そんな時、駆け込み寺のように頼りになるのがドン・キホーテです。
スポーツ用品店へ行く時間も予算もない。でも、ドンキの片隅に置かれた2,000円前後のラケットは、果たして「ちゃんとテニスができる」代物なのでしょうか?実際に店舗で購入し、コートで振り抜いてきた実体験をもとに、その正体を暴きます。
ドンキで買えるラケットの正体は「最高のレジャー用品」
ドンキのスポーツコーナーで見かけるのは、主にKDXなどのブランドが展開するアルミ製ラケットです。価格帯は1,980円から3,980円程度。本格的なテニスショップで並んでいる、数万円するカーボン製のバボラやヨネックスのラケットとは、根本的に「作り」が違います。
店内で手に取ってみると分かりますが、驚くほど軽いです。そして、最初からガットがパンパンに張られており、専用のケースまで付いています。この「買ってそのままコートへ直行できる」スピード感こそが、ドンキ最大のアドバンテージだと感じました。
【体験レポ】実際に打ってみて分かった「3つの真実」
1. 衝撃と音のライブ感
実際にボールを打ってみると、手に伝わる感覚は「びりびり」という激しい振動です。本格的なラケットが「吸い付いて弾く」感覚なら、ドンキのラケットは「金属板で弾き飛ばす」感触。また、打球音も「カーン!」と高らかに響き渡ります。公園でのラリーなら、この「打っている感」がむしろ楽しく感じられるかもしれません。
2. コントロールは「運」と「慣れ」
フルスイングすると、ボールの行方はかなり気まぐれです。ガット(糸)のテンション調整ができないため、細かいコースを狙うのは至難の業。しかし、緩いボールを打ち合う「レジャーテニス」であれば、全く問題なくラリーが続きます。
3. グリップの滑りやすさは要注意
付属のグリップは少しプラスチック感があり、汗をかくと滑りやすいのが難点。私は途中でヨネックス グリップテープを上から巻きましたが、これだけで操作性が劇的に向上しました。
ドンキのラケットを買うべき人、避けるべき人
実体験から導き出した、後悔しないための判断基準がこちらです。
こんな人には「買い!」
- キャンプやBBQのついでに、広い場所で体を動かしたい。
- テニスを一度もやったことがなく、まずは「ラケットに当てる楽しさ」を味わいたい。
- テニスボールと一緒に、安く一式を揃えて遊び倒したい。
こんな人は「スポーツ店へ!」
- 部活動への入部が決まっている学生。
- スクールに通い、週に何度も練習する予定の人。
- 肘や手首に不安がある人(振動がダイレクトにくるため)。
失敗しないための「賢い買い方」
ドンキでラケットを買うなら、一緒にノンプレッシャー テニスボールを買っておくことを強くおすすめします。ドンキのラケットは反発力が強いため、跳ねすぎるボールよりも、少し重みのあるボールの方がコントロールしやすいからです。
結論として、ドンキのテニスラケットは「競技用」ではなく「遊びの天才」を作る道具です。もしあなたが週末のレジャーを最高のものにしたいなら、その2,000円は間違いなく「買い」な投資になるはずです。


コメント