ルコックのテニスラケットは今どこで買える?伝説の3本シャフト使用感とヤニック・ノアの名器を徹底レビュー

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「ルコックのウェアがお気に入りだから、ラケットもルコックで揃えてコートに立ちたい!」

そう思ってスポーツショップを巡っても、なぜか見つからないのがルコックのラケットです。結論から言うと、現在ルコックスポルティフはラケットの製造・販売を終了しています。しかし、中古市場では今なお根強い人気を誇り、特に1980年代のテニスシーンを彩った「伝説の名器」たちは、ヴィンテージラケット愛好家の間で宝物のように扱われています。

今回は、かつて私が実際に手に取って感じたルコック製ラケットの独特な打球感や、今から手に入れる方法について、リアルな体験談を交えてお届けします。


ルコックのラケットが「伝説」と呼ばれる理由

ルコックのラケットを語る上で絶対に外せないのが、1983年の全仏オープン覇者、ヤニック・ノアの存在です。彼が手にしていたのは、スロート(シャフト)部分が3本に分かれた衝撃的なデザインのルコック TCO(Concept 3)でした。

当時のテニス界はウッド(木製)からグラファイト(カーボン)への移行期。多くのブランドが試行錯誤する中、ルコックが放ったこの3本シャフトは、デザイン性だけでなく機能面でも異彩を放っていました。

実際に打ってわかった「3本シャフト」の驚くべき安定感

私が知人のツテでこのヴィンテージラケットを試打させてもらった時、まず驚いたのはその**「面安定性の高さ」**です。

現代の軽量・厚ラケに慣れた身からすると、ヴィンテージ テニスラケット特有のずっしりとした重みはあります。しかし、インパクトの瞬間にラケットが捻じれる感覚がほとんどありません。ボレーの際、相手の強いショットに負けることなく、狙った場所へスッとボールを運べる感覚は、現代のラケットにはない「道具を操っている」という確かな手応えを感じさせてくれました。

打球音も独特です。最新のラケットが「パンッ」という乾いた音なら、ルコックの銘品は「グニュッ」とボールを一度受け止めてから押し出すような、重厚で粘り強い音。この感触が忘れられず、いまだに中古市場を探し回るプレイヤーがいるのも頷けます。


今、ルコックのラケットを手に入れるには?

残念ながら新品での購入は不可能です。もし手に入れたいのであれば、以下のルートを根気強くチェックするしかありません。

  • 中古販売サイト: メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでは、たまに状態の良いルコック テニスラケットが出品されることがあります。
  • ヴィンテージショップ: テニス専門のヴィンテージショップでは、メンテナンス済みの個体が見つかることも。
  • 海外オークション: 本場フランスを含むeBayなどでは、希少なモデルが取引されています。

ただし、注意点もあります。数十年が経過しているため、フレームに目に見えないクラック(ひび)が入っている可能性や、グロメット(ガットを通す穴のパーツ)の替えが手に入らないというリスクです。もし実戦で使うなら、ガットを張る際にテンションを低めにするなど、フレームへの労りが必要になります。


ラケットがなくても「ルコック・スタイル」は完成する

ラケット本体が手に入らなくても、ルコックのテニス魂を楽しむ方法はあります。むしろ、現在のルコックはアパレルにおいてその真価を発揮しています。

例えば、最新のルコック テニスウェアは、フランスブランドらしい洗練された配色と、日本人の体型にフィットするシルエットが魅力です。特に「着心地ゼロ感」を謳うシャツなどは、長時間のプレーでもストレスを感じさせません。

足元にはルコック テニスシューズを合わせ、バッグやルコック リストバンドなどの小物を統一するだけで、コート上での存在感は格別なものになります。ラケットは信頼できる現代のモデル(バボラ テニスラケットヨネックス テニスラケットなど)を使い、トータルコーディネートでルコックの世界観を表現するのが、今の賢い楽しみ方と言えるでしょう。


まとめ:ロマンを追いかけるか、スタイルを楽しむか

ルコックのテニスラケットは、単なるスポーツ用品を超えた「歴史の一部」です。あの独特な3本シャフトのデザインや、ウッドとグラファイトが融合した時代の打球感を一度でも味わうと、現代の効率重視のラケットが少し味気なく感じてしまうかもしれません。

もし運良く中古で状態の良いものに出会えたら、それは運命です。ぜひ一度、その重厚な打球感を体感してみてください。それまでは、最新のルコック・ウェアに身を包み、フランスのエスプリを感じながらコートを駆け抜けましょう。

この記事でルコックの魅力に改めて気づいた方は、まずは身近なルコック テニス用品から揃えてみてはいかがでしょうか。

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