「アシックスって、部活の靴でしょ?」そんなイメージを持っていたのは、もう過去の話です。今やパリのランウェイから東京のストリートまで、感度の高いファッショニスタの足元は空前のアシックスブームに沸いています。
私自身、以前はハイテクスニーカーといえば海外ブランドばかりを追いかけていました。しかし、ある日セレクトショップで一際目を引くGEL-KAYANO 14を手にしてから、その考えは180度変わりました。メタリックな質感、計算された複雑なレイヤー、そして何より、一日中歩き回っても疲れない圧倒的な機能美。
今回は、実際に何足ものアシックスを履き潰してきた私が、今選ぶべき「おしゃれなアシックス」の正体と、野暮ったく見せないための着こなし術を本音で語ります。
なぜ今、あえての「ASICS」が最高にクールなのか
一昔前まで、アシックスの機能性に特化したデザインは、ファッション文脈では「おじさんっぽい」「ギア感が強すぎる」と敬遠されがちでした。しかし、今のトレンドである「テックレトロ」や「Y2K」の流れに、その無骨なシルバーパーツやメッシュ素材が完璧に合致したのです。
特に、世界的クリエイターとのコラボレーションを経て再評価されたGEL-NYCなどのモデルは、どこか懐かしいのに新しい、唯一無二の存在感を放っています。
迷ったらこれ!街履きで主役を張れる名作3選
1. 圧倒的な人気を誇る「GEL-KAYANO 14」
今のブームの象徴と言っても過言ではありません。2000年代のレトロな雰囲気を纏ったGEL-KAYANO 14は、ギラついたシルバーの質感が魅力。私はこれをグレーのスラックスに合わせていますが、足元に程よい重厚感が出るので、全体のシルエットがビシッと決まります。
2. 都会的なハイブリッドモデル「GEL-NYC」
アーカイブモデルを融合させて誕生したGEL-NYCは、とにかく「合わせやすさ」が異常です。ボリューム感はあるものの、フォルムが洗練されているため、ワイドパンツからデニムまで相性を選びません。
3. コスパとデザインの黄金比「GT-2160」
比較的手に取りやすい価格帯ながら、複雑なアッパーデザインで高級感があるのがGT-2160です。軽快な履き心地は、一度味わうと他の靴に戻れなくなる中毒性があります。
「脱・運動靴」!おしゃれに見せる着こなしのコツ
せっかくのGEL-QUANTUMシリーズなどの名作も、選び方や合わせ方を間違えると、ただの「部活動」になってしまいます。おしゃれに見せるための私のルールは3つだけです。
- 「クリーム」や「シルバー」をベースにする: 真っ白すぎないクリーム系のソールは、ヴィンテージ感を演出しやすく、私服に馴染みます。
- 異素材ミックスを楽しむ: ナイロンパンツではなく、あえてウール素材のスラックスや、綺麗めのロングコートと合わせることで、アシックスの「ギア感」が最高に引き立ちます。
- ソックスで遊ぶ: JAPAN Sのようなシンプルなモデルなら、少し厚手の白いリブソックスをクシュッとさせて履くのが、今の気分です。
最後に:アシックスは「歩く楽しさ」を教えてくれる
ファッション重視で選んだEXCOURTでしたが、気づけば旅先でも、仕事帰りの一駅散歩でも、いつも足元にはアシックスがありました。見た目の美しさはもちろんですが、日本人の足を知り尽くしたこのブランドが生み出す「安心感」こそが、長く愛される本当の理由なのかもしれません。
あなたも、自分だけの一足を見つけて、街へ飛び出してみませんか?


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