「日本人の足を知り尽くしている」。そんな安心感から、私も長年アシックスのシューズを愛用してきました。初めてフルマラソンに挑戦したあの日も、膝を痛めて絶望していた時期も、いつも足元を支えてくれたのはasicsのシューズでした。
しかし、いざ新しい一足を買おうとショップに行くと、そのモデル数の多さに圧倒されてしまうはず。そこで今回は、数多のモデルを履き潰してきた私の経験をもとに、今選ぶべきおすすめのモデルをシーン別に徹底解説します。
衝撃のクッション性。初心者を救う「守りの名作」
運動不足解消のために走り始めた私が、最初に直面したのが「膝の痛み」でした。その時に救世主となったのが、代々受け継がれる安定モデルの双璧です。
まず、絶対に外せないのがGEL-KAYANOです。履いた瞬間に感じるのは、かかとを包み込むような圧倒的なホールド感。着地の際のグラつきを抑えてくれるので、筋肉が未発達な初心者でも安心して距離を伸ばせます。
もう少し軽快に、かつしっかりと守られたいならGT-2000が最適です。KAYANOほどの厚みはありませんが、必要十分なクッションと軽量性が絶妙なバランスで共存しています。
走るのが「楽しくなる」。次世代の弾む感覚
「最近のランニングは、昔とは別物だ」と感じさせてくれたのが、NOVABLASTシリーズです。これまでの「着地を支える」という感覚から、「跳ね返って進む」という感覚へのパラダイムシフト。
ミッドソールに搭載された独自素材の弾力は、まるでトランポリンの上を走っているかのようです。モチベーションが上がらない日でも、このシューズに足を通すだけで「あ、ちょっと一歩が軽いかも」と思わせてくれる。そんな不思議な魅力があります。
街歩きも、妥協したくない。スポーツスタイルの台頭
最近の嬉しい驚きは、asicsがファッションアイコンとしても不動の地位を築いたことでしょう。
かつてのハイテクシューズを現代の感性で再構築したGEL-NYCやGEL-KAYANO 14は、もはやランニングコースだけで履くのはもったいないデザインです。デニムやスラックスに合わせた時の、あの絶妙な「外し」の感覚。しかも、見た目はレトロでも中身はアシックスの最新技術が詰まっているので、一日中歩き回る旅行でも足が疲れ知らずです。
また、シンプルさを追求するならJAPAN Sが間違いありません。どんな服装にも溶け込み、日常の質をさりげなく底上げしてくれます。
結局、どのモデルを選べばいいのか?
選び方のコツは、スペック表を見る前に「自分の足の声」を聞くことです。
- 足の幅に余裕はあるか: アシックスはワイドモデルの展開が豊富です。asicsのワイドサイズを一度履くと、もう普通の靴には戻れないほどの解放感があります。
- 目的を一つに絞る: 「レースで記録を出したい」のか「通勤でも使いたい」のか。これによって選ぶべき素材(カーボンプレートの有無など)は180度変わります。
靴選びは、新しい自分への投資です。この記事で見つけたasicsのモデルが、あなたの毎日をより軽やかに、そして力強く変えてくれることを確信しています。


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