「スニーカーなんてどれも同じ」と思っていた私が、玄関でつい手に取ってしまう一足があります。それがオニツカタイガー メキシコ66です。街を歩けば、ハイテクスニーカーが溢れていますが、この薄底でスマートなシルエットは、一度足を通すと魔法のようにスタイルを格上げしてくれます。
今回は、私が実際にMEXICO 66を履き潰して分かったリアルな履き心地や、失敗しないサイズ選びのコツを本音で綴ります。
なぜ今、あえて「メキシコ66」なのか?
最近、街中でこのサイドのストライプをよく見かけませんか?1966年に登場したこのデザインは、もともとオリンピックの予選向けに開発された歴史あるものです。
私がasicsのDNAを継ぐこの靴に惹かれた最大の理由は、その「圧倒的な軽さ」です。最近の厚底ブームに逆行するような地面を感じる履き心地は、むしろ素足に近い解放感を与えてくれます。細身のフォルムは、ワイドパンツからタイトなデニム、さらにはセットアップのハズしまで、驚くほど万能に馴染んでくれるのです。
失敗したくない!サイズ感のリアルな真実
ネットで購入する際、一番不安なのがサイズですよね。私も最初は迷いました。
結論から言うと、オニツカタイガーは「幅が狭く、甲が低い」作りになっています。私は普段のナイキやアディダスよりも0.5cmアップを選んで正解でした。ジャストサイズすぎると、特徴的なスマートなシルエットが足の形で横に広がってしまい、本来の美しさが損なわれてしまうからです。
- 幅広・甲高の方: 0.5〜1.0cmアップを検討
- 細身の方: ジャストサイズ、または0.5cmアップ
厚手の靴下を合わせるなら、余裕を持ったサイズ選びが吉です。
目的別で選ぶ!メキシコ66のシリーズ比較
一口に「66」と言っても、実は種類が豊富です。
- 王道のMEXICO 66最もポピュラーな一足。まずはここから始めれば間違いありません。カラー展開も豊富で、自分の個性を出しやすいのが魅力です。
- 快適さを追求したMEXICO 66 SD見た目はそのままに、中敷きやソールのクッション性が大幅に向上しています。「薄底は疲れる」というイメージを覆す、大人のためのアップグレードモデルです。
- 脱ぎ履き楽ちんなMEXICO 66 SLIP-ON紐なしで履けるスリッポンタイプは、お子さんがいるパパ・ママ世代にも大人気。踵を踏んで履ける気軽さが、忙しい朝の味方になります。
実際に履いてみて感じたこと
メキシコ66を履いて、京都の石畳を一日中歩き回ったことがあります。「足が痛くなるかも」という不安をよそに、驚くほど軽快に歩けました。
確かに最新のクッション素材のようなフワフワ感はありません。しかし、地面をしっかり掴む感覚は、長時間歩いた際の下半身の安定感に繋がります。何より、カフェの鏡に映った自分の足元がシュッとして見えるだけで、その日一日の気分が少し上がる。そんな情緒的な価値が、このオニツカタイガーには詰まっています。
流行り廃りの激しいスニーカー業界で、60年近く愛され続けるには理由があります。あなたも、自分だけの一足を見つけて、その歴史の一部を歩いてみませんか?


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