ウエイトリフティングやパワーリフティングに打ち込むトレーニーにとって、シューズ選びは記録を左右する死活問題です。特に、日本が世界に誇る名作ASICS ウエイトリフティング 727を検討する際、誰もが直面するのが「ヒール高」の謎。
「海外製の派手なシューズはかかとが高すぎる気がする」「でも、ペタペタの靴ではしゃがみにくい」そんな悩みを持つあなたへ、私が実際にASICS ウエイトリフティング 727を履き込み、地面と対話してきた経験を交えて、そのスペックの真実を語ります。
結論:ASICS 727の有効ヒール高は約12mm〜15mm
まず、スペック上の結論から。ASICS 727の有効ヒール高(かかととつま先の高低差)は、実測で約12mm〜15mm程度です。
昨今のNike RomaleosやAdidas Adipowerといった海外モデルが20mmを超える「超ハイヒール」を採用しているのと比べると、実はかなり控えめな設計。これが、日本人リフターに長年愛され続けている最大の理由でもあります。
実際に履いて分かった「木製ヒール」の圧倒的な剛性
ASICS 727の最大の特徴は、なんといっても今では希少となった**「天然木」のヒール**です。
最近の主流であるTPU(プラスチック系素材)のシューズも悪くはありませんが、木製ヒールには独特の「硬さ」と「音」があります。150kgを超えるバーベルを担いでスクワットをした際、プラスチック特有のわずかな「たわみ」を一切感じさせません。
床を蹴った時の「カツッ」という乾いた音と共に、力が1ミリも逃げずに地面に伝わる感覚。これは一度味わうと、他のシューズには戻れなくなる中毒性があります。
スクワットでの安定性:なぜ「低めのヒール」が良いのか?
「ヒールは高ければ高いほど、足首が硬くても深くしゃがめる」という意見もあります。しかし、実際にASICS ウエイトリフティング 727を履いてみると、高すぎないことのメリットを痛感します。
- 重心のコントロールが容易ヒールが高すぎると、意識が前(つま先側)に寄りすぎてしまい、高重量で背中が丸まりやすくなります。ASICS 727なら、かかと荷重をしっかり意識しながら、自然なフォームでボトムポジションまで降りられます。
- キャッチの安定感クリーンやスナッチの際、足裏全体で「パンッ」と着地する感覚が非常に掴みやすい。足首の柔軟性に極端な問題がない限り、この15mm前後の高さが、最も人間の本来の動作を邪魔しない黄金比だと言えます。
サイズ選びの落とし穴:天然皮革は「育てる」もの
ASICS 727のメイン素材は、高級スエードのような質感のエクセーヌ(人工皮革)ですが、これが驚くほど足に馴染みます。
私は最初、少しきついかな?と感じるサイズを選びましたが、数ヶ月履き込むうちに自分の足型に合わせて「化けました」。海外製シューズのような「締め付けられる感覚」ではなく、足全体が優しく、かつ強固に包み込まれる感覚です。
もし、あなたが「幅広・甲高」で海外製が合わないと感じているなら、このASICS 727のジャパンラスト(日本人のための足型)は救世主になるはずです。
まとめ:ASICS 727は単なる「靴」ではない、一生モノの「道具」だ
ASICS 727は、流行を追うシューズではありません。むしろ、数十年変わらない完成された形です。
- 15mm前後の絶妙なヒール高
- 圧縮に強い伝説の木製ヒール
- 日本人の足を熟知したフィット感
このスペックにピンときたなら、迷う必要はありません。確かに値段は安くありませんが、ソールを張り替えながら10年、20年と使い続けるリフターも珍しくない、まさに「一生モノ」の相棒になってくれるでしょう。
次にジムでバーベルを担ぐ時、あなたの足元にこのASICS ウエイトリフティング 727があれば、今まで届かなかった「あと数キロ」の壁を超えられるかもしれません。
この記事の内容をもとに、サイズ選びや現在の在庫状況を確認してみてはいかがでしょうか?


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