日本の冬、ロードレースの熱気が高まる季節に欠かせないのがアシックスの「EKIDEN PACK(駅伝パック)」です。毎年、その年の駅伝を象徴する鮮やかなカラーリングが発表されるたび、ランナーたちのSNSは期待感で埋め尽くされます。
私が感じた「駅伝パック」を履く本当の意味
正直に言って、シューズのスペック自体は通常カラーと変わりません。しかし、実際にこの限定カラーを足元に滑り込ませた瞬間の高揚感は別物です。2026年モデルのデザインテーマは「襷(たすき)の繋がり」。左右非対称のグラフィックや、伝統的な和を感じさせる色使いは、ただの「派手な靴」ではなく、日本人が駅伝にかける情熱をそのまま体現したような美しさがあります。
私が早朝の凍てつく空気の中でMETASPEED SKY+に足を入れたとき、その鮮やかな色彩が視界に入るだけで「今日も追い込もう」というスイッチが入るのを実感しました。
2026年モデルの主要ラインナップと履き分け
今年のラインナップは、エリート層からファンランナーまで、あらゆる層の「駅伝への挑戦」をサポートする布陣となっています。
エリートランナーの勝負靴:METASPEED SKY+ & METASPEED EDGE+
箱根駅伝などの学生駅伝や、実業団のロードレースで最も目にするのがこのシリーズ。ストライド型のランナーならMETASPEED SKY+、ピッチ型ならMETASPEED EDGE+という選択はもはや定番ですが、駅伝パックの特別なカラーが、最終盤の粘りを引き出してくれるはずです。
練習から本番まで、信頼の相棒:MAGIC SPEED 4
「コスパが良すぎる」と定評のあるMAGIC SPEED 4も、駅伝パックとして登場しました。フルカーボンプレートが搭載されており、キロ3分台のポイント練習でも安定した反発を返してくれます。上位モデルに比べて耐久性が高いため、駅伝シーズンを通してガシガシ履き潰せる一足です。
ジョグを彩る最高のご褒美:NOVABLAST 4
部活生のアップ用や、市民ランナーのリカバリージョグにはNOVABLAST 4が最適です。跳ねるような感覚があり、疲労が溜まっている日でも足が自然と前へ出ます。
サイズ感と購入時の注意点
サイズ感については、定番のGEL-KAYANOやGT-2000シリーズを愛用している方であれば、同じサイズを選んで問題ありません。ただし、METASPEED SKY+のような薄手のアッパーを採用しているモデルは、ホールド感が非常にタイトです。厚手のソックスを好む方は、0.5cm上げることも検討してみてください。
結論:限定モデルは「気持ち」で走る人のために
駅伝パックは、単なる機能性の追求を超えた、ランナーの「精神的支柱」になるコレクションです。毎年、人気モデルのゴールデンサイズは予約段階で完売することも珍しくありません。「あの時買っておけばよかった」とレース当日に後悔しないよう、在庫があるうちに自分への投資として手に入れておくことを強くおすすめします。
この冬、特別な一足を履いて、あなただけの襷を繋いでいきましょう。


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