アシックスの年代をタグで特定する方法!ロゴの変化や日本製モデルの見分け方を徹底解説します。

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「これっていつのモデルだろう?」古着屋の片隅で、あるいは実家の靴箱の奥で見つけた一足の asics。そんな時、僕たちスニーカー好きが真っ先に目を向けるのが、シュータンの裏側に隠された「タグ」ですよね。現行品にはない独特のフォントや、今はなき「Made in Japan」の刻印。そこには、単なる製造記録以上のドラマが詰まっています。

今回は、数多くのヴィンテージスニーカーを手に取ってきた経験をもとに、タグやロゴから紐解くasicsの年代判別術を詳しくシェアします。


始まりは「虎」から。ロゴが語るブランドの変遷

まず注目すべきは、タグやヒールに鎮座するロゴのデザインです。

1977年にオニツカ、ジィティオ、ジェレンクの3社が合併して誕生したasicsですが、初期の頃はまだ「オニツカタイガー」の名残が強く残っていました。80年代前半までのモデルには、どこか懐かしい筆記体に近いフォントのロゴが見られます。

その後、80年代後半から90年代にかけて、現在もおなじみの「a」をモチーフにしたスパイラルマークへと移行していきます。このスパイラルマークがタグにプリントされているか、あるいは刺繍されているかだけでも、その靴が歩んできた時代背景が透けて見えるのです。

「日本製」タグが持つ圧倒的なオーラ

ヴィンテージ市場で最も熱い視線を浴びるのが、「Made in Japan」の表記です。

80年代中盤くらいまでの asics の多くは日本国内で製造されていました。当時のタグは、現行の熱転写プリントとは異なり、しっかりとした布地に印字されているのが特徴です。指で触れた時の少しザラついた質感や、経年変化で絶妙に黄ばんだ白タグ。これこそが、職人の手仕事を感じさせる「本物のヴィンテージ」の証拠と言えるでしょう。

また、JASPO規格(日本スポーツ用品工業協会)の表記があるものも、当時の国内流通品であることを示す重要なヒントになります。

90年代ハイテク期:GEL-LYTE の進化とタグの多様化

90年代に入ると、GEL-LYTEGEL-KAYANO といったハイテク系モデルが台頭します。この時代のタグは、管理を容易にするために品番の桁数が増え、フォントもよりデジタルチックなものへと変化しました。

僕が以前、デッドストックの GEL-LYTE III を手に入れた際は、タグの品番を頼りに当時のカタログを漁り、1990年製であることを突き止めました。この「パズルを解くような感覚」こそ、タグ判別の醍醐味です。

注意したいのは「加水分解」と「復刻版」

年代が特定できたからといって、すぐに足を入れるのは禁物です。特に GEL シリーズなどのソールにクッション材が入っているモデルは、見た目が綺麗でも内部で加水分解が進んでいることがあります。

また、最近では MEXICO 66 などの人気モデルが忠実に復刻されています。復刻版のタグは非常に精巧ですが、素材感が新しすぎたり、QRコードのような現代的な要素が紛れ込んでいたりすることが多いので、隅々まで観察してみてください。

最後に

asics のタグは、日本が世界に誇るスポーツブランドが歩んできた進化の足跡そのものです。次にあなたがそのシューズを手にする時、ぜひシュータンをめくってみてください。小さなタグの向こう側に、数十年前の熱狂的なスポーツシーンが広がっているかもしれません。

次は、お手持ちのシューズの具体的な品番から、さらに詳細な製造月を特定するお手伝いをしましょうか?

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