ASICSの名作デザートローズの魅力とは?KITHコラボの歴史から現在の相場やサイズ感まで徹底解説

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スニーカーの箱を開けた瞬間、思わず息を呑むような体験をしたことがあるでしょうか。私が数年前にasicsGEL-LYTE V Desert Roseを手にした時は、まさにそれでした。ワインレッドのような深いバーガンディのスエード、そしてヒールに刻まれた緻密な幾何学模様。それは単なる運動靴ではなく、一足の「工芸品」を眺めているような感覚に近いものでした。

今回は、ストリートシーンに衝撃を与えた伝説の一足、KITH × asicsの通称「デザートローズ」について、その背景から実際に履いてわかったサイズ感、現在の入手方法までを深く掘り下げます。


伝説のコラボ「KITH × ASICS GEL-LYTE V “Desert Rose”」の正体

このモデルは2015年、ニューヨークを拠点とするセレクトショップKITHの創設者であり、スニーカー界の重鎮であるロニー・ファイグ氏によって生み出されました。

「砂漠に咲くバラ」という名の通り、中東の伝統的なタペストリーや装飾品からインスピレーションを得たデザインは、当時のスニーカーシーンにおいて異彩を放っていました。特に注目すべきは、ヒールやインソールに施されたエキゾチックなグラフィックです。この細部へのこだわりこそが、10年以上経った今でも多くのコレクターを惹きつけてやまない理由でしょう。


素材の質感と履き心地:実際に足を通して感じたこと

asicsが誇る名機GEL-LYTE Vをベースにしているため、その履き心地は折り紙付きです。

  • 極上のスエード素材アッパーに使用されている上質なスエードは、しっとりと手に吸い付くような質感です。光の当たり方で表情を変えるバーガンディの色味は、デニムはもちろん、スラックスなどの綺麗な服装にも驚くほど馴染みます。
  • モノソック構造によるフィット感シュータンとアッパーが一体化した「モノソック構造」は、足全体を包み込むような独特のホールド感があります。歩行時のズレが少なく、長時間履いても疲れにくいのはasicsならではのテクノロジーと言えます。
  • サイズ選びの注意点このGEL-LYTE Vは、構造上履き口がタイトです。私は普段NIKEAir Force 1を27.0cmで履いていますが、このモデルはハーフサイズアップの27.5cmでジャストでした。幅広・甲高の方は、迷わず0.5cm〜1.0cmアップを選ぶことをおすすめします。

現在の市場価値と手に入れるためのヒント

発売から時間が経過しているため、現在GEL-LYTE V Desert Roseを新品で入手するのは極めて困難です。主に二次流通市場での取引となりますが、アーカイブとしての価値が高まっており、状態の良いものは当時の定価を大きく上回るプレ値で取引されることも珍しくありません。

購入を検討される際は、以下のポイントを必ずチェックしてください。

  1. 加水分解の状態: 製造から年数が経過しているため、ミッドソールの弾力や剥がれがないか、信頼できるショップやプラットフォーム(SNKRDUNKやStockXなど)で確認しましょう。
  2. 付属品の有無: オリジナルのボックスや替え紐(特にこのモデルは紐のバリエーションも魅力です)が揃っているかは、コレクション価値を左右します。

まとめ:時代を超えて愛される「デザートローズ」

asicsの「デザートローズ」は、単なるブームで終わるような一足ではありません。ロニー・ファイグの独創的な色彩感覚と、日本の職人魂が宿るasicsの技術が融合した、まさにマスターピースです。

もし運良くあなたのサイズに出会えたなら、それは一つの「縁」かもしれません。砂漠に咲く一輪のバラのように、あなたの足元を唯一無二の存在感で彩ってくれるはずです。

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