「昔、実家の車に貼ってあった猫のステッカー、あれ何て名前だっけ?」
先日、実家のガレージを整理していたときに見つけた古いレジャーシートを見て、ふとそんな疑問が湧きました。そこには、どこか懐かしく、温かい表情をした猫のキャラクターが描かれていたのです。
多くの日本人にとって、タイヤブランドの「ダンロップ」は、単なる工業製品のメーカー以上の親しみやすさがあるのではないでしょうか。その理由は、長年にわたって私たちの日常に寄り添ってきた「キャラクター」たちの存在にあります。
今回は、昭和・平成・令和と時代を彩ってきたダンロップのキャラクターたちと、私自身のタイヤ選びの体験を交えながら、その魅力に迫ります。
「うちのタマ知りませんか?」が教えてくれた家族の安全
1980年代後半から2000年代にかけて、ダンロップの顔といえば「タマ&フレンズ(うちのタマ知りませんか?)」でした。
当時、タイヤ交換のために訪れたショップで、タマやポチが描かれたタオルやバケツをもらって喜んだ記憶がある方も多いはずです。私自身も、父に連れられて行ったガソリンスタンドで、タマのイラストが入ったダンロップ タイヤのカタログを眺めるのが大好きでした。
なぜ、無機質なタイヤに「迷子の子猫」が起用されたのか。そこには、家族の安全を第一に考える「ファミリーカー向けタイヤ」としての優しいメッセージが込められていました。「タマが元気に家に帰れるように、あなたの家族も安全に送り届けたい」――そんなブランドの想いが、あの可愛らしいキャラクターには宿っていたのです。
令和の相棒は「ドラえもん」!未来を走るワクワク感
時代は流れ、現在ダンロップの店頭やCMで私たちを迎えてくれるのは、国民的キャラクターの「ドラえもん」です。
2017年から始まったこのコラボレーションは、これまでの「安心・安全」というイメージに、さらなる「ワクワクする未来」という価値を加えてくれました。ドラえもんのひみつ道具が私たちに夢を見せてくれるように、ダンロップ エナセーブなどの低燃費タイヤもまた、テクノロジーでより良い未来を作ろうとしています。
最近、冬に向けてダンロップ ウインターマックスを購入したのですが、店頭でドラえもんのディスプレイを見たとき、子供が「あ、ドラえもんだ!」と真っ先に駆け寄りました。かつて私がタマを見て感じた安心感を、今の子供たちはドラえもんを通して感じているのだと思うと、ブランドの歴史の深さを実感します。
非売品のノベルティに隠された「タイヤ選びの楽しさ」
ダンロップのキャラクター戦略が優れているのは、単に広告に使うだけでなく、実用的な「ノベルティグッズ」として私たちの生活に入り込んでいる点です。
- タマ&フレンズのレジャーシート
- ドラえもんのオリジナルブランケットや反射材キーホルダー
これらは非売品であることが多く、特定のキャンペーン期間中にタイヤを4本購入した人だけが手にできる「特別感」があります。私も先日、ダンロップ ルマンVに履き替えた際に、限定のドラえもんグッズを手に入れましたが、こうした小さなおまけが、高価で少し堅苦しい「タイヤ購入」というイベントを楽しい思い出に変えてくれます。
最後に:キャラクターが繋ぐ、人とタイヤの信頼関係
タイヤは命を乗せて走るものです。だからこそ、私たちは信頼できるブランドを選びたい。ダンロップが選んできたキャラクターたちは、その「信頼」を、親しみやすさという言葉に翻訳して届けてくれました。
もし、あなたも物置の奥で古いタマのグッズを見つけたり、街角でドラえもんの看板を見かけたりしたら、ぜひその足元にあるタイヤにも注目してみてください。そこには、いつの時代も変わらない「家族を安全に守りたい」という願いが込められています。
次にタイヤを選ぶときは、機能性だけでなく、自分がどんな未来をそのキャラクターと一緒に走りたいかで選んでみるのも、素敵な体験になるかもしれません。


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